屋根のデザインを決める3つのポイント!雨漏りしにくい屋根の形を選ぼう
- 2021/06/16
海外の映画に出てくるような凝ったデザインの屋根は、人気があります。
「家を新築するときは、すてきな屋根にしたいな。
でも雨漏りの心配はしたくない。施工費用が高くなる屋根も避けたい。
どんな形の屋根を選んだらいいの?」
屋根のデザインを選ぶときは、こんな悩みが出てくるのではないでしょうか。
見た目の美しさも重要ですが、屋根は日差しや雨から住宅を守る役割を担っています。
雨漏りのしにくさやメンテナンスコストも考えて選びたいですね。
今回は、屋根のデザインを決めるポイントと、防水対策について解説していきます。
屋根のデザインを決める3つのポイント
住宅の屋根のデザインは、外見・雨漏りのリスク・費用の3つのバランスを考えて決めましょう。
屋根の形は、住宅の印象を大きく変えます。
和風の屋根、洋風の屋根、すっきりと美しい片流れ屋根など、同じ間取りでも屋根の形が変わると外観のイメージが大きく変わります。
屋根の形は、以下の記事で詳しく紹介しています。
【参考記事】屋根の形はどれがいい?家が長持ちする屋根を選ぼう
また、屋根は、形によって雨漏りのリスクが変わります。
複雑な屋根は、修理や葺き替えの際にも費用が高くなる傾向にあります。
屋根は、見た目だけでなく雨漏りのしやすさや、納得出来る価格でメンテナンスできる形を選びましょう。
屋根のデザインと雨漏りの関係性
屋根は、オーソドックスでシンプルであるほうが、雨漏りのリスクは軽減されます。
小窓がありクラシックな洋館に似たすてきな屋根は、高級感がありますね。
けれど、継ぎ目の多い屋根は雨水の排水がしづらく、谷の部分に水が溜まるといったことも。
屋根は、複雑な形をしていると雨漏りが起こりやすいのです。
片流れ屋根と陸屋根も要注意
片流れ屋根と陸屋根は、形はシンプルですが雨漏りしやすいので注意が必要です。
片流れ屋根とは、一枚の屋根が片側からかかっている形をした屋根です。
陸屋根は、屋上のように平坦な形の屋根のこと。
傾きの小さい片流れ屋根や、屋根勾配がない陸屋根は、雨が屋根に溜まりやすいので雨漏りが起こりやすくなります。
片流れ屋根は、傾斜を大きくすることで水はけを改善するといった対策が取れます。
一方で、傾斜を大きくすると屋根に降った一面分の雨が片側の樋にかかるため、雨どいの負担が大きくなることを知っておきましょう。
屋根の雨漏り対策とメンテナンス
複雑な形の屋根、全てにトラブルが起こるわけではありませんが、新築するときにできる工夫があります。
雨漏りしにくい屋根材を選んだり、防水シートを屋根材の下に施工したりといった防水対策ができます。
また、住んでからも、定期的に点検やメンテナンスを行うことで、雨漏りのトラブルを未然に防げます。
まとめ
屋根のデザインを選ぶときは、外観、雨漏りのリスク、費用の3つのバランスを重視しましょう。
複雑な形だけでなく、水はけの悪い片流れ屋根や陸屋根も注意が必要です。
雨漏りを起こりにくくするには、防水シートを施工する、定期的にメンテナンスするといった対策があります。
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