コラム | ミタス・カンパニー - パート 70
鉄筋とコンクリート、それぞれの弱点を補う!RC造の特徴をご紹介

戸建住宅の構造には、木造、RC造、鉄骨造などがあります。

それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがありますが、その中でもRC造は鉄筋とコンクリートのそれぞれのメリットを活かしつつ、それぞれの弱点を補う構造になっています。

今回は、そんなRC造についてご紹介します。

 

RC造(鉄筋コンクリート造)とは

RC造(鉄筋コンクリート造)とは、鉄筋とコンクリートが一体となった構造のことです。

具体的には、コンクリートの内部に鉄筋を配置することで強度を高めた構造体です。

RC造は一般住宅だけでなく、中低層ビルなどの建築物にも用いられていることからも、その強度の高さがわかります。

RC造は木造に比べて火事や振動に強いほか、気密性が高いため防音性にも優れているといった特徴があります。

 

RC造の強さの秘密

RC造の強さの秘密は鉄筋とコンクリートの組み合わせにあります。

鉄筋は引っ張る力には強いですが、熱やサビには弱いという特徴を持っています。

この熱やサビに弱いという弱点を、熱やサビに強いコンクリートで覆うことによって、その弱点を補っているのです。

反対にコンクリートは、熱やサビには強いですが、引っ張る力には弱いという特徴があります。

このコンクリートの弱点を、引っ張る力に強い鉄筋が支えているのです。

 

さらに鉄筋は錆びてしまうと弱くなるという特徴がありますが、RC造ではアルカリ性のコンクリートを密着させているため、錆びずに長期間強さを維持することができます。

このように鉄筋とコンクリート、それぞれの弱点を補いつつ、それぞれの強さを活かせるのがRC造という構造なのです。

 

まとめ

RC造は、鉄筋とコンクリートのそれぞれの強さを活かしつつ、弱点を補い合うことで強い構造体になっています。

火事や地震に強く、また気密性も高いRC造は人気ですが、費用が高いこと、夏は熱く冬は寒いといったデメリットもあります。

それぞれの構造のメリット・デメリットを知ることが、快適に暮らせるマイホーム建築のためには重要です。

建物の構造について、わからないことや知りたいことがあれば、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。

 

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