建物のドアや窓などを「開口部」といいます。
開口部には光や風を室内に取り入れるという大事な役割がありますが、それと同時に地震に弱いというデメリットがあります。
今回は、開口部を取りつつ家の耐震性を高める方法についてご紹介します。
太陽光がよく入る家にしたいと思ったら、窓を大きくしたり窓の数を多くしたりするという方法があります。
しかし、窓の面積が増えるとその分家の耐震性は下がってしまいます。
段ボールをイメージするとわかりやすいかもしれませんね。
段ボールに穴がたくさん空いていると、その分強度が弱くなり潰れやすくなってしまいますよね。
それと同じで、建物も開口部が多いほど耐震性が弱くなってしまうのです。
では、開口を確保しながら耐震性を高めるにはどうすれば良いのでしょうか。
開口部が多いほど耐震性は低くなってしまいますが、開口部を適切に取ることも大切です。
採光計画については、建築基準法により最低限の基準が定められています。
この2つを両立するためには、次のような対策があります。
明るい空間にしたいからとむやみに窓を増やすことや大きな窓にすることは、耐震性が下がることにつながります。
耐震性とのバランスを取りながら、窓を配置することが重要です。
採光だけでなく、換気においても窓は重要な役割を果たします。
しかし、地震大国の日本においては耐震対策も非常に重要です。
この2つを両立させるためには、バランスよく開口部を配置しなければなりません。
開口部の設計や耐震については、専門知識が必要となるため、家を建てる際にはぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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