コラム | ミタス・カンパニー - パート 64
対面キッチンの「立ち上がり」が持つ役割とは?その適切な高さについて

リビングやダイニングと対面する形で作業できる対面キッチンは、人気のスタイルです。

対面キッチンには腰壁がつきますが、その腰壁の立ち上がり部分の高さを意識したことはあるでしょうか。

この腰壁の立ち上がり部分には重要な役割があり、適切な高さがあります。

今回は、対面キッチンの腰壁が持つ役割と、立ち上がりの最適な高さについてご紹介します。

 

対面キッチンの腰壁が持つ機能

リビングやダイニングと対面する形のキッチンは、キッチンとその他の空間を仕切るために腰壁を付けます。

そして腰壁の上部はカウンターとして利用します。

この腰壁は、通常キッチンよりも少し高く作られます。

そうすることで、物が多く散らかりがちなキッチンの手元をリビングやダイニングから隠すことができるのです。

腰壁の立ち上がり部分には調味料を並べて置くこともできますよ。

 

また、キッチンの汚れが飛び散るのを防いでくれるという役割もあります。

シンクの水ハネを防ぐという役割もありますよ。

また、腰壁部分にコンセントをつければ、調理家電が使いやすくなるでしょう。

そんなキッチンの腰壁の立ち上がりですが、最適な高さはどれくらいでしょうか。

 

対面キッチンの立ち上がりの最適な高さとは?

対面キッチンの立ち上がりの高さは、調理中の手元を隠すためなら約30cmが適切です。

しかし、キッチンからの見通しやカウンターとの距離を考えた使い勝手を意識するなら15~20cmが目安となります。

高すぎると圧迫感があり、低すぎると機能性が低下するため、キッチンに立つ人の背の高さとのバランスも考えながら決めていくのがおすすめです。

 

まとめ

リビングやダイニングと対面する形で、家族とのコミュニケーションが取りやすい対面キッチン。

その開放感を活かしながらも、機能性の高さを維持するには腰壁の適切な高さが大切になります。

腰壁の高さなど、細かい部分までこだわることができるのが注文住宅のメリットです。

使い勝手のいいキッチンにしたいと思われたら、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。

 

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