家の顔でもある玄関は、家族が毎日出入りする場所でもあり、お客様を迎え入れる場所でもあります。
そんな玄関の印象を左右する要素として、照明は大きなポイントになります。
玄関の使いやすさや安全性にも関わってくるので、機能性やデザイン性を考慮した照明設置が必要です。
今回は、そんな玄関照明の種類や配置について解説します。
玄関照明の役割として、まず重要なのは安全性の確保です。
暗い時間帯であっても玄関は家族が安全に使えなければなりません。
また、安全性だけでなく、鍵の開閉や靴の脱ぎ履きなどの玄関で行う動作をスムースに行えるよう利便性を高めるといった役割もあります。
その他にも、高級感や温かみなど、玄関の印象において玄関照明が果たす役割は小さくありません。
では、玄関照明にはどのような種類があるのでしょうか。
ここではよく使われる4種類を紹介します。
・シーリングライト
天井に取り付けて広範囲を照らす、一般的な照明です。
・ダウンライト
天井に埋め込むタイプの照明です。スポット的に明るさを確保することができ、すっきりとした印象になります。
・ウォールライト
壁に取り付けるタイプの照明です。デザイン性に優れており、アクセントとして使用されることが多いです。
・フットライト
足元を照らすための照明で、安全性を高めるために使われます。夜間などには特に便利です。
玄関照明は複数の照明を組み合わせて配置するとよいでしょう。
まず玄関全体を明るくするために、主照明でしっかりと明るさを確保しましょう。
天井の中央にシーリングライトを設置することで、広い範囲を均等に照らすことができます。
または、ダウンライトを複数設置することで、影のない明るい玄関にすることができます。
特に玄関をスッキリした印象に見せたい方にはダウンライトがおすすめです。
主照明だけでは明るさが足りないこともあるため、その場合は補助照明を設置しましょう。
ウォールライトを壁に取り付ければ玄関のアクセントにもなりますよ。
玄関ドア付近や絵画などを飾る壁に配置するとより効果的です。
また、フットライトを用いて足元を照らすことで、より安全性がアップします。
玄関には段差がある場合も多いので、フットライトがあると役立ちますよ。
玄関の雰囲気をより高めたい場合、間接照明がおすすめです。
間接的な柔らかい光は落ち着きのある空間になりますよ。
温かみのある玄関にしたい場合は、温かみのある電球色の照明を選びましょう。
さらにウォールライトや間接照明と組み合わせて温かみのある光を天井や壁に反射させることで、玄関全体にやわらかい光が広がります。
モダンな印象の玄関にしたい場合、白色や昼白色の照明を選びましょう。
洗練された印象もありつつ、清潔感のある雰囲気になりますよ。
照明器具はシンプルでスタイリッシュなデザインを選びましょう。
エレガントな印象の玄関にしたい場合は、間接照明を用いて柔らかい光を反射させ、高級感を出しましょう。
照明器具は、シャンデリアやアンティーク調のウォールライトなど、装飾性の高いものを選ぶのがおすすめです。
玄関の印象において、玄関照明は大きな影響を与えます。
おしゃれで機能的な玄関にするためには、照明の選び方や配置に工夫しましょう。
玄関照明については、ぜひ注文住宅のプロにご相談くださいね。
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