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安全性と省エネ性アップ!階段に扉をつけることのメリットって?

2階建て以上の住宅において、階段はどうしても必要です。

廊下に階段を設けたりリビングに階段を設置したりと、階段にも様々なデザインがあります。

特にリビングに階段をつける場合、階段の入り口に扉をつけるかどうか悩む方もいるでしょう。

そこで今回は、階段に扉をつけるメリット・デメリットについて解説します。

階段に扉をつけることで得られるメリット

安全性が高まる

階段に扉をつけることで、小さいお子様やペットが階段から転落するのを防ぐことができ、安全性が高まります。

扉を閉めていれば、お子様やペットが階段に近づくことも防止できます。

お子様が少し大きくなった時に勝手に扉を開けてしまわないよう、鍵をかけられるようにしておくとより安心でしょう。

エアコン効率を良くする

リビングに階段があると、エアコンを稼働してもなかなか室内が適温になりにくく、エネルギー効率が下がります。

それは、冷房や暖房の空気が階段を通じて2階に上がってしまうためです。

階段に扉をつけることで、空気が2階へと逃げることを防げ、エネルギー効率を高めることにつながります。

つまり、電気代の節約にもつながるとも言えますね。

プライバシーが守られる

階段に扉があれば、上階の部屋のプライバシーを守ることが可能です。

来客の多いご家庭だと、階段から上階の様子が見えてしまうことを心配する人もいます。

来客時には扉を閉めるようにすると、家族のプライバシーが守れて安心です。

 

階段に扉をつけた時のデメリット

扉の設置費用とメンテナンスが必要

階段に扉を設置する場合、扉そのものの材料費と設置費用がかかります。

また、階段の扉は頻繁に使うことが想定されるので、開閉による摩耗や破損のリスクも高まり、定期的にメンテナンスをしなければなりません。

質の高い扉を選ぶ場合は特に初期費用が高くなりやすいため、あらかじめ予算を決めておくとよいでしょう。

空間に制約が生まれる

階段に扉があると、空間に制約が生まれる可能性があります。

特に狭いスペースに階段がある場合、扉の開閉が難しくなり、扉の種類も慎重に選ばなければならなくなります。

そのため、使い勝手の悪い扉となってしまう可能性もあるのです。

扉を開けたままにしていると通行の妨げになる可能性もあるため、生活動線をどのように確保するのかも課題となるでしょう。

見た目がインテリアに合わない可能性がある

扉のデザインによっては他のインテリアと馴染まないこともあります。

扉のデザインが部屋の雰囲気に合わなければ、部屋全体の統一感が感じられなくなるでしょう。

また、階段に扉をつけてしまうと、開放感が感じられなくなる可能性もあります。

 

まとめ

階段に扉があると、安全性やエネルギー効率が高まるなどたくさんのメリットがあります。

しかし、設置コストや使い勝手などの注意点もあるため、デメリットが発生しないような工夫が課題と言えるでしょう。

家族のライフスタイルや動線などを考慮し、検討しましょう。

階段に扉をつけるかどうか悩んでいる方は、一度家づくりのプロに相談してみてくださいね。

 

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