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家づくりコラム

設計士が密かに気にしている「施主の一言」とは?家づくりがスムーズに進むヒント

コラム
2026.02.04
設計士が密かに気にしている「施主の一言」とは?家づくりがスムーズに進むヒント

家づくりの打ち合わせで、施主として何気なく口にした一言。

その言葉を、設計士の側では「少し気になるサイン」として受け取ることがあります。

それは家づくりをスムーズに、後悔なく進められるかどうかを左右する重要なヒントとなるからです。

今回は、設計士が密かに気にしている施主の言葉と、その背景にある理由をわかりやすく解説します。

01設計士は「言葉そのもの」より「背景」を見ている

設計士が気にするのは、言葉の内容そのものよりも、なぜその言葉が出たのかという背景です。

その一言から、

 

・家づくりへの理解度

・不安や迷いの有無

・判断の軸が定まっているか

 

といったポイントを読み取ろうとしています。

02設計士が密かに気にする施主の一言

ここからは、打ち合わせの中で設計士が「少し気になるサイン」として受け取りやすい施主の言葉を紹介します。

それぞれの言葉に、どんな背景や意図が隠れているのかを見ていきましょう。

 

①「よく分からないけど、お任せします」

一見すると信頼しているように聞こえる言葉ですが、設計士としては少し慎重になります。

なぜなら、価値観や優先順位が共有できていない状態で進めると、完成後に「思っていたのと違う」という結果になりやすいからです。

「お任せ」が本当に信頼なのか、それとも判断に迷っている状態なのか。

設計士はその点を丁寧に見極めようとしています。

 

②「とりあえず流行っている感じで」

トレンドを取り入れたい気持ちは自然ですが、「なぜそれがいいのか」が整理されていないと、設計士は少し不安になります。

流行は変わりやすいうえ、住む人のライフスタイルに合っていないければ、住み始めてから違和感が出やすくなります

暮らし方との整合性を設計士は重視しています。

 

③「SNSで見たこれと同じにしてください」

イメージ共有としてはとても有効ですが、そのまま再現できるかどうかは、敷地条件や予算、法規制によって大きく変わります。

設計士が気にしているのは、「雰囲気が好き」なのか「機能が気に入っている」のか。

本当に求めているポイントを引き出したいと考えています。

 

④「予算はあまり気にしていません」

この言葉は、設計士にとって最も判断が難しい一言のひとつです。

上限が分からないと、どこまで提案していいのか、どこで線を引くべきかが見えません。

結果として、後から大きな調整が必要になるリスクがあります。

 

⑤「前に相談した会社では、こう言われました」

他社の意見を参考にすること自体は問題ありません。

ただし、その内容だけを基準に判断されると、設計士は少し戸惑います。

なぜなら、設計思想や前提条件が違えば、答えも変わるからです。

比較の意図が分からない場合、不安を感じることがあります。

 

⑥「早く決めたいので、細かいことはいいです」

スピードを重視する事情は理解できますが、細部の確認を飛ばすと、後から修正が難しくなることがあります。

設計士は、「今は気にならなくても、住んでから困らないか」を考えています。

急ぎたい理由を把握できているかどうかが重要になります。

 

⑦「本当はよく分からないんですけど…」

この一言自体は、決して悪いものではありません。

むしろ設計士にとっては、本音が見えたサインでもあります。

分からないことを正直に伝えてもらえる方が、丁寧な説明や提案ができるため、前向きに受け取られることが多いです。

03設計士が本当に求めているのは「結論」ではない

設計士が本当に求めているのは「結論」ではない

設計士が知りたいのは、施主がどんな暮らしをしたいのか、何を大切にしているのかです。

 

・まだ迷っている

・うまく言葉にできない

・不安がある

 

といったこと自体は、まったく問題ありません。

04まとめ|一言は「関係性を深めるヒント」になる

設計士が密かに気にしている施主の一言は、より良い家づくりにつなげるためのサインです。

遠慮せず、正直な気持ちを共有することで、設計士との信頼関係は深まり、満足度の高い家づくりにつながります。

これから家づくりを控えている方は、「何を言うか」よりも、「どう伝えるか」を大切にしてみてください。

 

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