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家づくりコラム

天然木?人工木?後悔しないウッドデッキ素材選びのポイント

コラム
2025.12.26
天然木?人工木?後悔しないウッドデッキ素材選びのポイント

リビングと庭をつなぐウッドデッキ。

「家の外にもうひとつのリビングをつくる」という発想から、最近では注文住宅でも人気の高い外構アイテムです。

ただし、いざ設置を検討すると「天然木と人工木、どっちがいいの?」と迷う方が多いのではないでしょうか。

見た目の雰囲気は似ていますが、素材によってメンテナンス性や耐久性、費用が大きく異なります。

そこで今回は、天然木と人工木を比較しながら、後悔しない素材選びのポイントを解説します。

01天然木デッキの魅力と注意点

天然木のウッドデッキは、本物の木ならではの風合いと温かみが最大の魅力です。

木目の表情や経年変化による色合いの変化は、人工素材にはない味わいがあります。

 

主なメリット

・自然な質感と香りが楽しめる

時間とともに色味が変わり、家とともに“育つ”ような楽しみ方ができる。

・カスタマイズ性が高い

塗装や塗り替えによって、好みの色や雰囲気に変えられる。

・熱くなりにくい

夏場でも表面温度が上がりにくく、裸足で歩いても快適。

 

注意点(デメリット)

・定期的なメンテナンスが必要

防腐塗料の塗り直しを1~2年ごとに行うのが理想。

放置すると、カビ・ささくれ・色あせの原因に。

・耐久性が素材によって異なる

安価なソフトウッド(杉・ヒノキなど)は数年で劣化することも。

ハードウッド(ウリン・イペなど)なら15年以上もつが、価格は高め。

 

天然木の主な樹種と特徴

・レッドシダー

軽くて加工性が高く、赤褐色〜淡色のコントラストがきれいで、外観重視のデッキに人気。

ソフトウッドのため耐久性は中程度で、屋外で長く美観を保つには定期的な防腐塗装が必須。

触り心地はやわらかく、足当たりは良好。

・ウリン/イペ(ハードウッド)

非常に硬く密度が高い高耐久材。

腐朽やシロアリに強く、無塗装でも15年以上もつケースが多いのが魅力。

重量があり加工はやや大変で、コストは高め。

メンテ頻度を抑えたい人におすすめ。

・ヒノキ/杉(ソフトウッド)

香りや質感に優れ、コストも抑えやすい一方、屋外では劣化が早め。

しっかりした防腐処理と短いサイクルの再塗装を前提にできる人向け。

屋根下や半外部など雨かかりの少ない場所での採用が現実的。

 

天然木は、どの樹種でも紫外線で退色 → グレー化が進みます。

色を維持したい場合は、1〜2年ごとの塗り直しが必須です。

グレー化を楽しむなら無塗装でもOKですが、防腐・防蟻処理だけは初期に行うことをおすすめします。

02人工木(樹脂木)デッキの特徴とメリット

人工木は、木粉と樹脂を混ぜ合わせて成形した素材で、見た目は木のようでも、メンテナンスがほとんど不要というのが最大の特徴です。

 

主なメリット

・メンテナンスが簡単

防腐塗料や再塗装が不要。

水洗いで汚れを落とすだけでOK。

・腐食・シロアリ被害の心配が少ない

湿気や紫外線にも強く、耐久性が高い。

・色あせしにくく、長期間きれいな状態を保てる

人工木の中にはリサイクル素材を使用したエコ製品も多く、環境にやさしい素材としても注目されています。

 

デメリット

・表面が熱くなりやすい

夏の直射日光で高温になり、裸足では歩けないことも。

・質感がやや人工的

年々リアルになってきたとはいえ、天然木のような自然な経年変化はない。

・価格が高め

初期費用は天然木より高い傾向。

とはいえ、塗装や補修が不要な分、トータルコストではお得になるケースも多いです。

03どちらを選ぶ?後悔しない素材選びのコツ

ウッドデッキ選びで大切なのは、「見た目」よりも暮らし方との相性です。

 

・手入れを楽しみたい・木の温もりを感じたい人

天然木がおすすめ。

DIY塗装でメンテナンスを楽しむのも◎

・忙しくて手入れに時間をかけたくない人

人工木が向いています。

耐久性も高く、劣化の心配が少ないです。

・費用と長持ちのバランスを取りたい人

価格帯の中間にある“ハイブリッド人工木”も検討価値あり。

 

また、日当たりや風通しの条件も素材選びに影響します。

南向きで日差しが強い場所では、人工木が熱を持ちやすいため、庇(ひさし)やシェードの設置を合わせて検討すると快適に使えます。

04設計段階から“使い方”を考えることが成功のカギ

ウッドデッキは「どんな素材を使うか」だけでなく、どう使いたいかをイメージして設計することが大切です。

 

・リビングとフラットにつなげてセカンドリビングに

・物干しやBBQなど、多目的に使える動線に

・屋根付きにして日差しや雨を防ぐ

 

といった使い方を想定することで、素材やサイズ、メンテナンス方法まで無理のない選択ができます。

05まとめ

まとめ

ウッドデッキは、家の印象を大きく左右する外構のポイント。

天然木と人工木、どちらも一長一短がありますが、見た目・手入れ・コスト・使い方のバランスを考えることで、後悔しない選択ができるでしょう。

そして、設計の段階からどんなデッキにしたいかを具体的にイメージすることが成功のカギ。

リビングとの高さや日当たり、コンセント位置などを同時に計画することで、暮らしの中で自然に活躍する空間に仕上がります。

ウッドデッキのある家づくりをしたいと思われたら、ぜひ注文住宅のプロにご相談ください。

 

ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!

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