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家づくりコラム

室内ブランコを設置したい!後悔しないために知っておきたい注意点

コラム
2025.11.01
室内ブランコを設置したい!後悔しないために知っておきたい注意点

室内ブランコを取り入れた注文住宅は、遊び心あふれるインテリアとして人気が高まり、SNSなどでも事例を目にする機会が増えています。

「雨の日でも子どもが思いきり遊べるように」「家族で楽しく過ごせるリビングにしたい」といった理由から、できれば家づくりで取り入れてみたいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし実際に設置することを考えると、「かなり場所を取るのでは?」「安全面で不安がある」といった不安もありますよね。

そこで今回は、室内ブランコを検討する際に知っておきたい注意点とポイントをまとめました。

01設置には天井の強度が必要

室内ブランコを取り付けるうえで最も重要なのが、天井の強度です。

子どもの体重だけでなく、揺れる力や繰り返しの使用による負荷がかかるため、一般的な下地では対応できない場合があります。

梁に金具を取り付けるなど、設計段階から強度を確保することが欠かせません。

後付けで設置するのは難しいケースが多いため、新築時に計画するのがベストです。

02ブランコが動くスペース確保と家族の動線にも考慮が必要

室内ブランコは、座るスペースだけでなく前後の揺れ幅も考慮する必要があります。

リビングや子ども部屋に設置する場合でも、家具や壁にぶつからないだけのスペースを確保しなければなりません。

また、家族の動線に重ならない場所を選ばないと「日常生活の邪魔になる」と感じてしまうこともあるでしょう。

使いやすさと安全性を両立させるために、設置場所は慎重に検討しましょう。

03床や壁の傷対策を忘れずに

使い方によっては、ブランコが周囲の壁にぶつかることや床に傷をつけてしまうリスクがあります。

特に小さな子どもが勢いよく漕いだ場合、想定以上のダメージが出ることがあるかもしれません。

床には傷防止マットを敷いたり、壁との距離をしっかり取ったりする工夫が必要です。

長く安心して使うためには、インテリアや建材への配慮も欠かせないポイントです。

04成長に合わせた活用方法を考えておく

成長に合わせた活用方法を考えておく

子どもが小さいうちは大活躍する室内ブランコですが、成長すると使わなくなりがちです。

そこで後悔しないためには、将来の使い方を見据えた設計が重要です。

たとえば、

・吊り金具を流用してハンモックチェアや室内用の吊り下げチェアに交換する

・室内物干しとして利用できる仕様にしておく

・インテリアのアクセントになる観葉植物のハンギングに切り替える

といったように、多用途に使える仕組みにしておくと、子どもが大きくなった後も空間を無駄にせず活かすことができます。

「遊び」から「暮らしの快適さ」へと役割を変えることで、将来の後悔を防ぐことができるでしょう。

05安全面の工夫も忘れずに

ブランコは楽しく遊べる反面、転倒や衝突のリスクもあります。

落下防止のベルト付きタイプを選ぶ、床にクッション性のある素材を使う、周囲にぶつかるものを置かない、といった日常的な安全対策が重要です。

特に小さなお子さまがいるご家庭では、大人の目が届く場所に設置し、遊ぶときは常に見守ることができる体制を整えましょう。

06まとめ

室内ブランコは、家の中に遊び心をプラスし、家族の時間を豊かにしてくれる素敵なアイデアです。

しかし、天井の強度やスペースの確保、床や壁の保護、成長後の活用方法、安全対策といったポイントを押さえておかないと、思わぬ後悔につながることもあります。

憧れの「ブランコのある家」を実現したいと思われたら、ぜひ注文住宅のプロにご相談くださいね。

 

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