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家づくりコラム

ダウンライトとシーリングライト、リビングにはどちらが正解?プロが解説する照明の選び方

コラム
2025.11.07
ダウンライトとシーリングライト、リビングにはどちらが正解?プロが解説する照明の選び方

リビングの雰囲気を決める大きな要素のひとつが「照明」です。

リビングは毎日家族が集まる場所だからこそ、デザイン性や明るさ、使い勝手にもこだわりたいところですよね。

照明器具の中でも代表的なものと言えばダウンライトとシーリングライトですが、どちらを選ぶべきか、両方をどう使い分けるのかと悩む方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、リビングで使う場合のダウンライトとシーリングライトの特徴やメリット・デメリット、効果的な使い分けのポイントをご紹介します。

01ダウンライトの特徴とメリット・デメリット

ダウンライトは天井に埋め込むタイプの照明で、すっきりとした見た目が魅力です。

また、光源が天井面とフラットになるため、空間全体がシンプルで洗練された印象になります。

リビングをホテルライクな空間にしたい方や、スタイリッシュな雰囲気を演出したい方に人気です。

そういったデザイン性の高さがダウンライトの一番のメリットと言えるでしょう。

また、配置を工夫することで光の当たり方をコントロールでき、部分的に明るさを強調することができるのも魅力のひとつです

 

一方でデメリットは、一灯あたりの明るさが弱いこと。

広いリビング全体をカバーするには複数設置が必要です。

位置や数を間違えると暗い印象になってしまうことがあるため、設計段階での計画が欠かせません。

また、設置位置によっては光が直接目に入り、眩しさを感じやすいことがあります。

02シーリングライトの特徴とメリット・デメリット

シーリングライトの特徴とメリット・デメリット

シーリングライトは天井に直接取り付けるタイプの照明で、日本の住宅では最も一般的な照明です。

大光量で部屋全体を均一に照らせるため、利便性と実用性に優れています。

一灯でしっかり明るさを確保できる点が、最大のメリットです。

部屋の広さや用途に合わせてサイズを選べば、リビング全体をバランス良く照らすことができます。

さらに、最近はデザイン性の高いシーリングライトや、調光・調色機能付きの商品も増えており、シーンに合わせた雰囲気づくりも可能です。

 

一方、デザイン面ではやや存在感が出やすいため、インテリアのテイストによっては重たい印象になりやすいというデメリットがあります。

また、照明が一点に集中するため、手元が暗くなりやすく、作業や読書には十分な明るさが確保できないことがあるでしょう。

03ダウンライトとシーリングライトの使い分け方

リビングにおすすめなのは「どちらか一方」ではなく、組み合わせて使い分ける方法です。

 

・普段の生活や家事には、シーリングライトの大光量で部屋全体を明るく。

・くつろぎの時間や映画鑑賞には、ダウンライトや間接照明を使って柔らかい雰囲気に。

・ゾーニング照明として、ソファやダイニングテーブルの上だけにダウンライトを配置するのも効果的。

 

このように、生活シーンごとに光の表情を変えられるようにしておくと、リビングの居心地がぐっと高まります。

04まとめ

まとめ

ダウンライトはデザイン性と雰囲気づくりに優れ、シーリングライトは実用性と明るさを確保できる照明です。

リビングでは両方の特徴を活かして使い分けることで、暮らしの快適さとおしゃれさを両立できます。

家族が集まり、くつろいで団らんを楽しめる、そんな空間にするためにも、照明にもこだわった家づくりを目指しましょう。

 

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