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家づくりコラム

完成見学会に参加する前にチェック!見どころ・注意点、活用のコツ

コラム
2025.10.10
完成見学会に参加する前にチェック!見どころ・注意点、活用のコツ

注文住宅の家づくりを検討していると、住宅会社や工務店が開催する「完成見学会」の案内を目にすることがあるのではないでしょうか。

完成見学会とは、実際に建てられた注文住宅を一般公開し、これから家づくりを考えている人が自由に見学できるイベントのことです。

カタログやモデルハウスでは分からない「実際の暮らしを想定した家」を体感できる貴重な機会です。

しかし、参加するにはあらかじめ知っておいたほうがよいことも。

今回は、完成見学会に参加するメリットと注意点を整理し、効率的な情報収集に役立つポイントをご紹介します。

01完成見学会に参加するメリット

実際のサイズ感や暮らしをイメージできる

住宅会社のモデルハウスの場合、展示用に広く豪華に作られているケースが多いため、実際の生活感がわかりにくいことがあります。

その点、完成見学会で公開されるのは実際のお客様が建てたリアルな住宅です。

延床面積や天井高、部屋の広さなどを体感でき、自分たちの生活と重ね合わせやすいのが大きなメリットです。

 

施工品質をチェックできる

壁や床の仕上がり、収納の造作、窓や扉の納まりなど、細部の施工品質を直接確認できます。

住宅会社や工務店の「実力」を見極める良い機会になります。

 

最新の間取りや設備を学べる

最近人気の間取りや収納の工夫、最新の住宅設備など、家づくりのヒントを得られるのも完成見学会の魅力です。

「こういうアイデアを取り入れたい」と思える発見もあり、プラン検討の参考になります。

 

家づくりの相談がしやすい

見学会では営業担当や設計士が待機していることが多く、その場で質問や相談が可能です。

資金計画や土地探しなど、家づくり全般について気軽に話せるのもメリットのひとつです。

02完成見学会に参加する際の注意点

限られた日程でしか見られない

完成見学会は施主の引き渡し前に開催されるため、公開期間は1〜2日程度と短いのが一般的です。

モデルハウスのようにいつでも好きなタイミングで見学できるわけではないため、スケジュール調整が難しい場合もあるでしょう。

 

実例は一つに過ぎない

見学できるのはあくまで「そのお客様の注文住宅」。

ライフスタイルや好みに合わせて設計された家なので、自分たちにそのまま当てはまるとは限りません。

複数回参加したり、他社の見学会も組み合わせたりすると比較しやすくなります。

 

営業を受ける可能性がある

完成見学会は住宅会社にとっても新規顧客と出会う場です。

気軽に参加できる一方で、積極的な営業を受ける場合もあるかもしれません。

あらかじめ「見学の目的」を明確にしておくことで、押しの強い営業にも冷静に対応できます。

03完成見学会参加で後悔しないために

事前に見たい部分を決めておく

収納の大きさ、リビングの広さ、キッチンの動線など、自分たちが重点的に確認したい部分をリストアップしておくとよいでしょう。

確認忘れを防げますし、効率的に見学することができます。

 

比較のために複数回参加する

1軒だけでは判断材料が不足しがちです。

異なる工務店やハウスメーカーの見学会に複数回参加すると、違いや特徴が見えやすくなります。

 

写真やメモを残す

気づいたことや気に入ったアイデアは、写真やメモで残しておきましょう。

そうすることで、後々のプラン検討に役立ちます。

04まとめ

まとめ

完成見学会は実際の暮らしをイメージできる貴重な機会であり、施工品質や間取りの工夫をチェックできるという大きなメリットがあります。

一方で、公開期間が限られていることや、実例が一つに過ぎない点には注意が必要です。

効率よく活用するためには、事前に確認したいポイントを整理し、複数回の見学で比較することが大切です。

注文住宅の計画を進めるなら、完成見学会を上手に活用することで、理想の住まいづくりにつなげることができるでしょう。

完成見学会の活用方法や家づくりの進め方でお悩みの方は、ぜひ注文住宅のプロにご相談ください。

 

ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!

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