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家づくりコラム

和室にデスクは置ける?レイアウトの工夫と注意点を解説

コラム
2025.09.22
和室にデスクは置ける?レイアウトの工夫と注意点を解説

在宅ワークや趣味の時間のために、「ちょっとしたデスクスペースをつくりたい」と考える方は増えています。

その中でよく聞くのが、「和室にデスクって置いてもいいの?」「畳に合う家具って難しそう」という声。

しかし実は、和室にデスクを置くことは可能ですし、むしろ落ち着いた和の空間が集中力やリラックス効果を高めてくれることもあります。

今回は、和室にデスクを置く際の注意点やレイアウトのコツ、空間になじませるためのデザインアイデアを紹介します。

01和室にデスクを置く3つのメリット

集中できる静かな空間をつくりやすい

和室は、洋室よりも余白が多く、装飾が控えめな空間設計が一般的です。

そのため、視覚的にも落ち着きやすく、集中しやすい環境が作りやすいでしょう。

障子や襖など、光が柔らかく差し込むため、自然光のもとで作業したい方にも最適です。

 

デスクを置いても柔軟に使い分けできる

和室はもともと用途が多彩な空間。デスクを置いても、パーティションやロールスクリーンで目隠しすれば、客間や子どもの遊び場など別の用途に切り替えられます。

“1室多役”を実現しやすいのは、和室にデスクを置く大きなメリットです。

 

インテリアの工夫で“和モダン”な空間に

木製のシンプルなデスクやアイアン脚の家具を使えば、和の要素とモダンデザインが融合した空間に仕上がります。

収納家具や照明にも工夫を凝らせば、おしゃれな「和モダン書斎」が実現できます。

02和室にデスクを置く際の注意点って?

畳への負担を軽減する工夫を

畳は柔らかいため、デスクや椅子の脚によってへこみや傷がつきやすい点には注意が必要です。

対策として、以下のような方法が効果的です。

 

・フローリング調の置き畳やデスク下マットを敷く

・キャスター付きの椅子は避け、脚カバーやフェルトシートで保護する

・床に接する面積が広い家具(脚が太いもの)を選ぶ

 

デスクの高さと椅子のバランスを考える

和室にデスクを置く場合、座布団+ローテーブルタイプにするか、椅子+通常のデスク高にするかで快適さは変わります。

腰を下ろすのが苦にならない方や、和の雰囲気を重視したい方にはローデスク、長時間の作業が予想される方には椅子スタイルがおすすめです。

 

コンセント位置と照明にも配慮を

デスクを設置する場合は、コンセントの位置や数、照明の明るさも重要です。

吊り下げ式のペンダントライトやフロアスタンドなど、空間の雰囲気を損なわない照明計画を意識しましょう。

03まとめ

まとめ

デスクは洋室に置くもの、というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、和室にもデスクをうまく取り入れることは可能です。

静かで落ち着く空間である和室だからこそ、仕事や趣味に集中できる“こもれる場所”としてぴったりと言えます。

注文住宅なら、畳の素材や色、デスクのサイズ、収納との組み合わせなど、和室を「自分仕様」にアレンジできる自由度は無限大です。

「和室の一角を有効活用したい」「畳の部屋にデスクを置いても違和感ないか不安」

そんな方は、ぜひ注文住宅のプロにご相談くださいね。

 

ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!

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