家づくりコラム
外構の印象はウッドフェンスの色で変わる!失敗しないカラー選びのコツ
注文住宅の外構を考える際、「ウッドフェンスはとりあえず木の色で」と、なんとなく決めてしまう方は意外と多いものです。
しかし、実はフェンスの“色選び”が家全体の印象に大きな影響を与えるということをご存じでしょうか?
外構は家の「顔」とも言える部分。
せっかくこだわって建てたマイホームなら、建物とのバランスや周囲の景観に合わせて、色合いもトータルに計画することが大切です。
今回は、ウッドフェンスの色選びのポイントと、外構全体の印象を整えるための考え方をご紹介します。
01ーウッドフェンスの色によって変わる印象とは?
ウッドフェンスの色味は、大きく「ナチュラル系」「ダーク系」「グレー・ホワイト系」などに分類されます。
それぞれ、どのような印象になるのでしょうか。
ナチュラル系(ライトブラウン・ハニーカラーなど)
・自然素材らしいやさしさと明るさを演出
・ナチュラルモダンや北欧スタイルと相性が良い
・植栽や芝ともなじみやすく、爽やかな外構に
ただし、日差しによる退色が早い傾向があるため、定期的なメンテナンスや保護塗装も検討しておく必要があります。
ダーク系(ダークブラウン・ブラック・ウォールナットなど)
・引き締まった印象と高級感を与える
・シンプルモダン・シックな建物と相性が良い
・白やベージュの外壁と組み合わせるとコントラストが映える
暗い色は熱を吸収しやすいため、直射日光の当たる場所では木材の伸縮に影響を与えることがある点には注意が必要です。
グレー・ホワイト系(グレージュ・スモーキーカラーなど)
・最近人気のくすみ系カラーで、トレンド感のある外構に
・モルタル調の建物やミニマルデザイン住宅と相性が良い
・控えめながら上品で洗練された印象に仕上がる
ホワイト系は汚れが目立ちやすいため、防汚性の高い塗料を選ぶ工夫が必要です。
02ー外構全体との「色バランス」を考えることが大切
ウッドフェンスだけを見て色を選ぶと、家の外観や門柱、ポスト、植栽などとちぐはぐな印象になってしまうこともあります。
色を選ぶときは、以下の3つの視点を意識しましょう。
外壁や屋根の色と「調和」しているか
たとえば、白やグレーの外壁にはナチュラルカラーも合いますが、あえてダークカラーで引き締めるとモダンに見えることもあります。
植栽や駐車スペースとの「質感」が合っているか
石・タイル・芝などの質感に合わせて木材の色味や表情を選ぶと、外構全体に一体感が出ます。
周囲の環境(隣家や通り)となじむかどうか
周囲の家とのバランスを見ながら、個性を出しつつ“浮かない”色選びをするのがポイントです。
03ー注文住宅だからできる!色を含めた“計画的外構設計”
ウッドフェンスの色はあとから塗り替えることも可能ですが、最初から建物と一緒に計画する方が、コストも手間も抑えられます。
注文住宅であれば、以下のようなトータル設計が可能です。
・建物の外観や窓配置に合わせた目隠しフェンスの高さ・位置の調整
・同系色でまとめた門柱・ポスト・宅配ボックスのコーディネート
・外構照明とフェンス色の陰影バランスを意識した設計
色だけでなく、「どの素材をどこにどう使うか」までプロと一緒に考えることで、住まいの第一印象が格段にアップするでしょう。
04ーまとめ

ウッドフェンスの色は「なんとなく」で決めずに、家のデザインや暮らしのスタイルに合わせた色選びを意識するだけで、外構の完成度が大きく変わります。
フェンスの色ひとつで、家はもっとおしゃれに、もっと自分らしくなるでしょう。
「どの色がうちに合うかな?」「建物とのバランスが不安…」そんな方は、ぜひ注文住宅のプロにご相談ください。
外構・建物・暮らし方まで、トータルで“心地よい色の住まい”を目指しましょう。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!