家づくりコラム
「こうしておけばよかった!」を防ぐ!新築トイレチェックリスト
家づくりを考える際、毎日使うトイレは後悔のない快適な空間にしたいものです。
しかし、家づくりでは考えることが多く、トイレについては後回しにしてしまいがちです。
とはいえ、トイレについてもしっかり考えておかなければ、建てたあとに「こうしておけばよかった!」と後悔してしまうことも。
そこで今回は、新築トイレで後悔しないためのチェックリストを解説します。
目次
01ーチェック1:広さと配置は適切?
快適性に直結するため、トイレの広さは重要です。
立ち座りや掃除がしやすいよう、便器周りに十分なスペースを確保しましょう。
独立手洗い器を設けるなら、その分のスペースを考慮し、空間が狭くならないよう計画的に配置を考える必要があります。
また、ドアは万一の際に開けやすい外開きや引き戸がおすすめです。
02ーチェック2:どんな設備・機能が必要?
日々の使い心地を左右する設備や機能も重要なポイントです。
・便器の種類
掃除しやすいフチなしタイプや節水型が人気です。
タンクレストイレは見た目がすっきりしますが、別途手洗い器が必要になります。
・温水洗浄便座
脱臭、自動開閉など、家族に必要な機能を見極めましょう。
・コンセントの位置
温水洗浄便座用のほか、スマホ充電用などもあると便利です。
必要な数と位置をしっかりと考えましょう。
・照明
夜間の利用を考え、人感センサー付きの照明を取り入れると便利です。
小さな子どもがいるご家庭には特におすすめです。
・換気扇
湿気や臭い対策に不可欠です。
窓との位置を考慮し、効率的な換気を計画しましょう。
03ーチェック3:内装材で快適空間を
内装材でトイレの雰囲気は大きく変わります。
・壁材・床材
汚れや湿気に強く、掃除がしやすい消臭・抗菌機能付きの素材がおすすめです。
・クロス
小さな空間なので、思い切って好きな色や柄を選ぶのもよいでしょう。
・アクセサリー
ペーパーホルダーやタオル掛けは、デザインだけでなく使いやすい高さへの設置が重要です。
04ーチェック4:収納スペースは足りる?
トイレットペーパー、掃除用品、サニタリー用品など、トイレは意外と物が多い場所です。
必要な量を収納できるか、扉付きかオープン棚かなど、何をどこに置くかまで具体的に計画しましょう。
05ーチェック5:将来のバリアフリーも考慮
将来の手すり設置に備え、壁に下地補強を入れておくと安心です。
これは比較的安価にできる重要な準備です。
また、ドア幅の確保や段差の解消など、将来を見越したバリアフリー設計も新築時に検討しましょう。
06ーまとめ
新築トイレで後悔しないためには、使い勝手、デザイン、将来性など、色々な視点での検討が必要です。
今回ご紹介したチェックリストを参考にしながら、理想の空間づくりを考えてみてくださいね。
ただし、トイレは動線や給排水など家全体の設計と関わるため、自己判断では見落としがちな点もあるかもしれません。
家族のライフスタイルや将来の変化まで見越したプランを立てるには、専門家のアドバイスが役立ちます。
後悔のない家づくりを実現するためにも、経験豊富なプロに相談し、最適なプランを一緒に考えましょう。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!