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家づくりコラム

新築駐車場の舗装材選び!後悔しないための徹底比較

コラム
2025.07.13
新築駐車場の舗装材選び!後悔しないための徹底比較

新築の家づくりを考える際、つい間取りや内装に目がいきがちですが、それと同じくらい外構計画も大切です。

特に毎日使う駐車場の舗装は、機能性や見た目、使い勝手などに大きく関わります。

しかし、舗装材には様々な種類があり、それぞれ特徴や費用が異なるため、どれを選べばよいか迷う方も多いかもしれません。

そこで今回は、駐車場によく使用される舗装材について、耐久性やデザイン性に焦点を当てながら、特徴と費用を比較解説します。

01主要な駐車場の舗装材をご紹介

主要な駐車場の舗装材をご紹介

新築の駐車場でよく使われる、主要な舗装材の特徴や費用をご紹介します。

 

コンクリート

最も一般的な舗装材です。

強度が高く安定した駐車場を作ることができます。

 

・耐久性

 非常に高く、20年以上持つことも。

 車の重みに強く、ひび割れも少ないです。

・デザイン性

 基本はグレーですが、スタンプコンクリートや色付けなどで表情を変えることも可能です。

・費用

 アスファルトよりは高め。

 1㎡あたり1万円〜1.5万円程度が目安です。

・メリット

 強度・耐久性が高く、メンテナンスが比較的楽です。

 また、雑草が生えにくいというメリットも。

・デメリット

 初期費用がアスファルトより高いという点。

 また、乾燥に時間がかかるため工期が長くかかる可能性があります。

 デザイン面では、冷たい印象に感じる場合があります。

 

アスファルト

道路舗装でよく使われるアスファルト。

比較的安価な材料です。

 

・耐久性

 コンクリートよりはやや劣り、数年から10年程度です。

 熱に弱く、凹む可能性があります。

・デザイン性

 基本は黒色で、バリエーションは少ないです。

・費用

 比較的安価。

 1㎡あたり5千円〜8千円程度が目安です。

・メリット

 費用が安いことと、コンクリートと違い施工後すぐに使えることです。

・デメリット

 耐久性が比較的低いこと。

 また、夏場は熱を持ち熱くなりやすいです。

 他にも、油汚れが目立ちやすいことや、デザインの自由度が低いことなどがあります。

 

インターロッキングブロック

レンガや石畳のような雰囲気で、デザイン性が魅力です。

 

・耐久性

 ブロック自体の耐久性は高いですが、路盤処理が重要です。

 適切な施工をすることで長持ちします。

・デザイン性

 デザイン性は非常に高く、色や形で様々な雰囲気を演出できます。

・費用

 コンクリートより高めです。

 1㎡あたり1万円〜2.5万円程度が目安です。

・メリット

 デザインが豊富であること。

 また、透水性のあるタイプを選べば水たまりができにくい。

 ブロックを敷き詰めるため、部分補修もしやすいです。

・デメリット

 初期費用が高いという点。

 また、隙間から雑草が生える可能性や平坦性が劣る場合があります。

 

砂利

手軽な舗装材です。

自然な雰囲気を演出できます。

 

・耐久性

 舗装材としては最も低いです。

 飛散したり凹凸ができやすい。

 飛散して減った場合、補充が必要になることもあります。

・デザイン性

 砂利の種類で表情が変わります。

・費用

 初期費用としては最も安価。

 1㎡あたり3千円〜5千円程度が目安です。

・メリット:

 初期費用が安いこと。

 また、DIY可能での施工も可能です。

 防犯砂利を選べば、防犯効果も期待できます。

・デメリット

 飛散したり移動したりしやすいこと。

 減った場合には補充が必要です。

 また、轍ができやすい、雑草が生えやすいことなどもあります。

 ベビーカーや車椅子を使う場合には不向きです。

02舗装材選びで後悔しないためのポイント

舗装材を選ぶ際は、見た目や価格だけで決めてしまうと後悔してしまうかもしれません。

コスト面を考える際は、初期費用だけでなく、将来的なメンテナンスコストまでしっかり考えておきましょう。

また、駐車する車のサイズや使用頻度に合わせて、耐久性を重視することも大切です。

さらに、雑草対策や掃除のしやすさといったメンテナンス性も忘れずにチェックしましょう。

そして、今後の家族構成や車の台数が変わる可能性も考慮して選ぶことで、長く快適に使い続けることができます。

03まとめ

まとめ

駐車場の舗装材は、コンクリート、アスファルト、インターロッキング、砂利など様々な種類があります。

それぞれに特徴があるため、耐久性やデザイン、費用だけでなく、ご家族のライフスタイルや将来のことも考えて選ぶことが大切です。

駐車場を含めた外構は家の顔であり、日々の使い勝手にも関わる部分です。

どんな駐車場にし、どんな暮らしをしたいかイメージしながら、専門家とよく相談しましょう。

もし家づくり全体について、何から始めればいいか分からない、もっと詳しく知りたいとお悩みでしたら、ぜひ注文住宅のプロにご相談くださいね。

 

ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!

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