家づくりコラム
デジタル時代に必須!子供部屋に必要なコンセントの数と位置とは?
家づくりで意外と失敗しがちなのが、コンセントの数と位置です。
特に現代の子供部屋は、スマホ、タブレット、ゲーム機、パソコン、デスクライトなど、電気を必要とする機器がたくさんあります。
「子供部屋のコンセントは、何口あれば十分だろう?」「位置はどこが最適?」と悩んでいる方も多いかもしれません。
コンセントの配置は後から変更するのが難しく、不便な位置だと延長コードが床を這い、見た目にも安全面にも支障をきたしてしまいます。
そこで今回は、子供部屋のコンセント計画のポイントをご紹介します。
01ー子ども部屋のコンセント配置で押さえるべきポイント

子ども部屋のコンセント配置を考える際には、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
学習スペースには十分なコンセントを
子ども部屋の中で最もコンセントが必要になるのは、学習スペースです。
デスクライト、パソコン、タブレット、スマートフォンの充電など、複数の電気機器を同時に使用することが多いためです。
学習机の周辺には最低でも2口、できれば3〜4口のコンセントを設置することをおすすめします。
ベッドサイドにもコンセントを忘れずに
ベッドサイドにもコンセントは必要です。
スマートフォンの充電や、読書灯の設置など、就寝時にも電気を使う機会は意外と多いもの。
ベッドの位置を考慮しつつ、手の届きやすい場所に2口程度のコンセントを設置するとよいでしょう。
将来の変化を見据えた配置を
子どもの成長に伴い、部屋の使い方も変化していきます。
例えば、テレビやゲーム機を置くスペースが必要になるかもしれません。
将来的な家具の配置変更の可能性も考慮に入れ、壁面の中央付近にもコンセントを設置しておくと、レイアウトの自由度が高まります。
02ー【6畳の場合】具体的なコンセントの配置と必要数
6畳程度の子ども部屋を想定した場合、以下のようなコンセント配置がおすすめです。
・学習机周辺:3〜4口
・ベッドサイド:2口
・壁面中央:2口
・天井付近(エアコン用):1口
合計で8〜9口程度のコンセントがあれば、一般的には十分でしょう。
ただし、お子さんの趣味や生活スタイルによっては、さらに増やす必要がある場合があるかもしれません。
03ーコンセントの安全面での注意点とは
コンセントの配置を考える際は、安全面にも十分注意を払う必要があります。
タコ足配線を避ける
延長コードやテーブルタップを多用すると、配線が床に這うことになり、つまずきの原因になったり、コードの断線によっては火災のリスクが高まります。
適切な位置に十分な数のコンセントを設置し、タコ足配線を避けましょう。
年齢に応じた対策を
小さなお子さんがいる場合は、安全カバーの使用も検討しましょう。
また、コンセントの高さも重要です。
床から30cm程度の高さが一般的ですが、小さなお子さんがいる場合は少し高めの位置に設置することを検討してもよいでしょう。
04ーまとめ

子ども部屋のコンセント配置は、子どもの快適な生活と学習環境を左右します。
学習スペースやベッドサイドなど、将来の変化を見据えた配置を心がけ、安全面にも配慮しましょう。
適切なコンセント計画は、お子さんの成長を見守る空間づくりの第一歩となります。
家づくりの際は、これらのポイントを設計士や工務店としっかり相談し、快適で安全な子ども部屋を作りましょう。
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