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家づくりコラム

明るい暮らしを叶える!吹き抜けなしでも光あふれる家づくり

コラム
2025.06.16
明るい暮らしを叶える!吹き抜けなしでも光あふれる家づくり

「吹き抜け」がある間取りは、家づくりにおいて非常に人気があります。

しかし、確かに吹き抜けのある家は明るく開放感がありますが、吹き抜けを作ることによるデメリットもあるのをご存じでしょうか。

具体的には、冷暖房効率の問題や掃除のしにくさ、家族の成長に合わせた間取りの融通性といった課題などです。

実は、吹き抜けがなくても十分に明るく、開放感のある住まいを実現することは可能です。

窓の配置や内装の色選び、照明計画など、ちょっとした工夫で光に満ちた心地よい空間を作ることができますよ。

今回は、家づくりを考える際に「明るさ」を確保するための実用的なアイデアをご紹介します。

01窓の配置と種類で光を取り込む

窓の配置と種類で光を取り込む

明るい家づくりのために重要なのは、適切な窓の配置です。

吹き抜けがなくても、次のような工夫で十分な採光を確保できます。

 

高窓の活用

壁の上部に設置する高窓は、天井近くまで光を届けます。

特に北向きの部屋や、日当たりの悪い場所に効果的です。

また、高窓からの光は直射日光を和らげ、柔らかな明るさを演出することができます。

 

複数方向からの採光

可能な限り、部屋の複数面に窓を設けましょう。

そうすることで、一日中安定した明るさを保つことができます。

例えば、リビングに東と南の2面採光を取り入れれば、朝から夕方まで自然光が楽しめます。

 

天窓の設置

屋根に天窓を設置すると、吹き抜けに負けないような開放感と明るさが得られます。

特に2階建ての場合、階段や廊下に天窓を設けると、家全体が明るくなるでしょう。

02内装色で空間を明るく演出

窓からの光を効果的に活かすには、内装の色選びも重要です。

 

壁と天井の色

基本的に、壁と天井は明るい色を選ぶのがおすすめです。

白やアイボリー、淡いベージュなどの色は光を反射し、空間を広く感じさせます。

ただし、全て同じ色にすると平坦な印象になることも。

その場合はアクセントウォールを設けるなど、変化をつけるのがおすすめです。

 

床材の選択

床は少し濃い目の色を選ぶと、明るい壁や天井とのコントラストが生まれ、奥行きが感じられます。

ただし、極端に濃い色は避けたほうが無難です。

ミディアムトーンの木目調フローリングなどが人気です。

03照明計画で光のある暮らしを

自然光だけでなく、人工照明を上手に活用することも大切です。

 

間接照明の活用

天井と壁の境目や棚の上部に間接照明を設置すると、柔らかな光が空間全体を包み込みます。

そうすることで、吹き抜けがなくても開放感のある雰囲気を作り出せます。

 

照明の組み合わせ

部屋全体をふんわり明るく照らす「やさしい照明」と、本を読んだり作業したりするときに使う「手元を照らす明かり」を組み合わせることで、使いやすくて落ち着ける空間になります。

ダウンライトやペンダントライト、スタンドライトなどをバランスよく配置しましょう。

04インテリアの工夫で光を活かす

家具や小物の選び方でも、空間の明るさは大きく変わります。

 

鏡の活用

大きな鏡を配置することで、光を反射して空間を広く明るく見せることができます。

玄関や廊下などの狭い空間には特に効果的です。

 

軽やかな素材選び

カーテンやブラインドは、光を通す素材を選ぶのがおすすめです。

レースカーテンや薄手のシェードは、プライバシーを確保しながらも柔らかな光を取り入れられます。

05まとめ

まとめ

吹き抜けがなくても、窓の配置や内装の色、照明計画、インテリアの工夫により、十分に明るく開放感のある家を実現することは可能です。

これらの要素を上手に組み合わせることで、明るく快適な理想の住まいを作ることができるでしょう。

家づくりは一生に一度の大きな決断です。

明るさや開放感だけでなく、家族の生活スタイルや将来の変化なども考慮しながら、理想の住まいづくりを進めていきましょう。

専門家のアドバイスを受けながら、光あふれる家づくりを実現してくださいね。

 

ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!

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