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家づくりコラム

ウォークスルー収納で家事がラクに!暮らしが整う動線の工夫とは?

コラム
2025.06.27
ウォークスルー収納で家事がラクに!暮らしが整う動線の工夫とは?

収納の動線は、生活のしやすさや家事の効率に直結します。

「洗濯物を片付けるために、わざわざリビングを通って寝室まで行かないといけない」「キッチンからダイニングへの配膳が遠回りで面倒…」

そんな家事の不便さを感じているとしたら、それは動線に問題があります。

毎日の家事をスムーズにこなすには、動線と収納の工夫がとても大切です。

その中でも「ウォークスルー収納」は、異なる空間をつなぐ通り抜けできる収納スペースとして、暮らしの快適さをグッと高めてくれます。

今回は、キッチンやダイニング、洗面脱衣所をスムーズにつなぐ「ウォークスルー収納」の魅力と、実際の活用アイデアをご紹介します。

01ウォークスルー収納の魅力

ウォークスルー収納の魅力

家事動線の短縮

ウォークスルー収納を通じて空間をつなぐことで、家の中の移動がスムーズになります。

例えばキッチンとダイニングの間に設ければ、調理から配膳までの流れが格段にラクになるでしょう。

 

整理整頓がしやすい

ウォークスルー収納は両側からアクセスできるため、物の出し入れが効率的になります。

洗濯物も、脱衣所側から入れて、洗面所側から出す…といった流れが自然にできます。

 

スペースを最大限に活用

ウォークスルー収納は、壁を収納として使いつつも、中を通り抜けられることで動線としても機能します。

限られた空間の中でも収納と移動を両立できるため、スペースを最大限に活用できます。

02シーン別!ウォークスルー収納の活用アイデア3選

キッチンとダイニングをつなぐ「通り抜け食器棚」

キッチンで使う調理器具や食器を、ダイニング側からも出し入れできる収納スペースを設ければ、配膳や片付けがグッとスムーズになります。

調理中はキッチン側から、食事のときはダイニング側からアクセスできるため、家族みんなが自然と手伝いやすくなる動線です。

 

脱衣所〜ランドリールーム〜収納室を一直線に

洗濯動線を考えるなら、脱衣所からランドリールーム、そしてファミリークローゼットまでをウォークスルーでつなげるのがおすすめです。

洗濯・乾燥・収納までの流れが1カ所で完結するので、重たい洗濯物を各部屋に運ぶ必要がなくなり、家事が楽になりますよ。

 

玄関から通り抜けられる「回遊式クローク」

玄関とリビングの間に通り抜けできるクロークを設けることで、外出時も帰宅時も動線がスムーズになるでしょう。

帰宅時にはコートやバッグを収納しながらリビングへ入れるので、玄関やリビングが散らかりにくくなり、生活感が出てしまうことを防げます。

03ウォークスルー収納をうまく取り入れるコツ

生活に合った配置を考える

ウォークスルー収納の最大のメリットは、移動しながら必要なものを出し入れできることです。

ただし、配置を間違えると逆に動線が複雑になることも。

家族構成やライフスタイルに合わせて配置を計画しましょう。

例えば、小さなお子さまがいるご家庭なら、リビング近くにおもちゃや子どもの荷物を収納できるウォークスルー空間を設けると便利です。

 
収納内部も工夫を

ウォークスルー収納は通路としても使うため、内部の整理整頓がしやすくなるような工夫が必要です。

可動棚や仕切りの設置で、収納する物に合わせてレイアウトを変えられるようにしましょう。

また、引き出しや収納ボックスを使えば、細かいものの整理もしやすくなります。

収納内に照明を設けると、暗くなりがちな空間でも探し物がしやすく、より快適に使えますよ。

 
インテリアとしての美しさも大切に

ウォークスルー収納は単なる収納スペースではなく、空間の一部としての美しさも大切にしたいところです。

オープン収納の場合は、「見せる収納」として雑貨やグリーンを飾るのもおすすめです。

通路としても使用するため、圧迫感のないデザインや素材選びも重要なポイントになります。

04まとめ

まとめ

ウォークスルー収納は、動線の効率化と収納力の向上を同時に叶えることができ、スペースを最大限に活用できる間取りのアイデアです。

家づくりで設計の段階から様々な工夫やアイデアを取り入れることで、快適で無駄のない家事動線が実現できるでしょう。

理想の暮らしをカタチにする第一歩として、ぜひウォークスルー収納を取り入れてみてくださいね。

 

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