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家づくりコラム

巾木のデザインで変わる!おしゃれで個性的な注文住宅の秘訣

コラム
2025.08.01
巾木のデザインで変わる!おしゃれで個性的な注文住宅の秘訣

家づくりでこだわりたいポイントは、間取り、外観、内装の色合いなど、本当にたくさんありますよね。

そんな中で意外と見落とされがちなのが、「巾木(はばき)」の存在です。

実はこの巾木、単に壁と床の境目を隠してスッキリ見せるだけでなく、空間全体の印象をガラッと変えてしまうほど重要なデザイン要素。

選び方ひとつで、お部屋の雰囲気は大きく左右されるのです。

そこで今回は、巾木のデザインがどれほど家づくりに影響を与えるのか、そしておしゃれで個性的な注文住宅を実現するための秘訣をご紹介します。

01巾木の役割と重要性

まず、巾木の基本的な役割について押さえておきましょう。

巾木は床と壁の接合部分を保護し、掃除機やモップが当たっても壁を傷つけにくくする実用的な機能があります。

しかし、巾木の役割はそれだけではなく、実は部屋の雰囲気を決める重要な要素なのです。

 

巾木の色や素材、形状といったデザインを少し工夫するだけで、空間の雰囲気は驚くほど変わります。

例えば、白い壁に濃い色の巾木をアクセントとして使うと、空間全体がシャープに引き締まった印象になります。

逆に、壁の色と調和する巾木を選べば、壁と床が自然につながり、よりすっきりとした印象になります。

02巾木のデザインバリエーション

巾木のデザインは、実は驚くほど多彩です。

シンプルな直線タイプから、曲線を取り入れたクラシカルなものまで、選択肢は豊富です。

最近人気なのが、少し厚みのある「框(かまち)巾木」。

これは、床材と同じ素材で作られることが多く、床との一体感が出せるのが魅力です。

 

また、巾木の高さも重要なポイントです。

一般的な高さは6〜10cm程度ですが、20cm以上の高い巾木を使うと、部屋に重厚感が出て、海外のインテリアのような雰囲気が演出できます。

逆に、巾木をなくして壁を床まで伸ばす「巾木レス」というデザインもあり、これはモダンでミニマルな空間を作りたい時におすすめです。

03素材選びのポイント

巾木の素材選びも、家全体の印象を左右する大切なポイントです。

まず、温もりとナチュラルな風合いを空間に取り入れたいなら、やはり「木製」の巾木が最適でしょう。

オークやメープル、ウォールナットといった多彩な樹種があり、それぞれが持つ木目の美しさや色合いが、心地よくリラックスできる雰囲気を醸し出します。

一方で、お手入れのしやすさや耐久性を重視するなら、「樹脂製」の巾木がおすすめです。

特に耐水性に優れているため、キッチンや洗面所、トイレといった水まわりの空間にはぴったりの素材です。

また、最近では、金属製の巾木も注目を集めています。

インダストリアルなテイストのインテリアに採用すれば、洗練されたスタイリッシュなアクセントとして効果を発揮してくれるでしょう。

04色使いのテクニック

巾木の色選びも、お部屋の印象を決める上で非常に重要です。

壁と同系色の巾木を選べば、空間に統一感が生まれ、すっきりとした印象に。

反対に、壁とコントラストのある色を選ぶと、空間にアクセントが生まれ、個性的な仕上がりになります。

例えば、白い壁に濃い色の巾木を合わせると、クラシカルな雰囲気が出せますし、パステルカラーの巾木を使えば、柔らかな印象の空間になりますよ。

05注文住宅での巾木活用術

せっかくの注文住宅だからこそ、巾木にもこだわりたいですよね。

例えば、リビングは木製の高めの巾木でクラシカルに、寝室は低めの巾木でシンプルに、というように部屋ごとに雰囲気を変えるのも面白いかもしれません。

また、階段の蹴込み板と巾木のデザインを統一させると、家全体の統一感が出せます。

さらに、巾木と建具(ドアや窓枠)のデザインを合わせると、より洗練された印象になります。

例えば、白い壁に濃い色の巾木と同じ色の建具を合わせれば、スタイリッシュでありながらも落ち着いた空間が生まれます。

06まとめ

 

巾木は小さな部材ですが、その選び方ひとつで住まいの印象は劇的に変わります。

そして、そんな細部にまで思いを込められるのが注文住宅の大きな魅力です。

巾木のデザイン、素材、色、高さにもこだわり、自分の理想の空間づくりを存分に楽しんでくださいね。

巾木に限らず、こだわりの家づくりがしたいと思われたらぜひ、注文住宅のプロにご相談ください。

 

ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!

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