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家づくりコラム

土地の価格はどうやって決まる?家づくりで知っておきたい基礎知識

コラム
2025.03.10
土地の価格はどうやって決まる?家づくりで知っておきたい基礎知識

「なんでこの土地はこんなに高いの?」「同じ広さの土地なのにどうして価格が違うの?」

家づくりのための土地探しで、こういった疑問を持ったことがある方も多いのではないでしょうか。

土地の価格は、立地や周辺環境、法規制、市場の動向など、さまざまな要因によって決まります。

土地選びの際には、価格がどうやって決まるのかということを理解しておくことも大切です。

そこで今回は、土地価格の基礎知識についてわかりやすく解説し、理想の土地を見つけるためのポイントをご紹介します。

01土地価格を決める4つの主なポイント

 

まずは、土地価格を左右する主な要因を確認しましょう。

大きく分けて以下の4点が挙げられます。

 

①立地条件

土地価格に最も影響を与えるのは、その土地の「立地条件」です。

 

 ・駅からの距離

 ・バスや電車の便の数

 ・周辺の商業施設の有無

 ・学校の有無

 

上記のような利便性が土地の価格を大きく左右します。

例えば東京都23区内の駅から徒歩5分の土地と、地方都市の駅から徒歩20分の土地では、同じ面積でも価格にかなりの差があります。

 

②土地の形や大きさ

正方形や長方形のように整形されている土地は、建物の配置や庭・駐車スペースのレイアウトを自由に決めやすいというメリットがあります。

使い勝手が良いことから人気も高いため、価格も上がる傾向があります

 

反対に、不整形で歪な土地や狭小地は価格が抑えられることが一般的です。

また、基本的には土地が広いほど価格も上昇します。

しかし、その地域での需要によっても価値が変わることがあるため、広い土地でも安く購入できるケースもあります。

 

③市場トレンド

土地価格は、不動産市場全体の需要と供給など、「市場トレンド」によって大きく影響を受けます。

特に都市部ではここ数年、不動産価格が上昇傾向です。

他にも、周辺地域の再開発やインフラ整備が予定されているエリアは、地価の上昇が見込まれることもあります。

 

④公的評価額と実勢価格

土地価格の基準としてよく目にするのが「固定資産税評価額」や「路線価」といった公的評価額です。

これらは実際の取引価格の目安にはなりますが、必ずしも取引価格と一致するわけではありません。

一般的に、取引価格は公的評価額よりも高めに設定されることが多いです。

02土地相場を調べるための具体的な方法って?

次に、土地の相場を調べる方法をご紹介します。

以下の手順を参考に、自分に合った情報収集スタイルを試してみてくださいね。

 

①不動産ポータルサイトを活用する

不動産情報サイトは、インターネットを利用して相場を素早く把握できる便利なサイトです。

「エリア」「価格帯」「土地面積」などの条件を絞り込むことで、希望に沿った土地がどれくらいの相場かを簡単に調べられます。

 

②公的な地価情報を調べる

国土交通省が提供する「地価公示」や国税庁の「路線価図」を利用しましょう。

気になる地域の基準価格を確認できます。

国土交通省による「信頼性が高い数字」なので専門家もよく利用しています。

 

③地元の不動産会社へ相談する

地元密着型の不動産会社に訪問してみるのも一つの方法です。

不動産業者は取引データや市場の裏情報を持っているため、インターネットで調べるだけではわからないような具体的なポイントを教えてくれる可能性があります。

 

④地域の口コミや体験談を集める

オンライン掲示板や地域コミュニティを活用して、住民の声を調べてみるのもよいでしょう。

「住んでみて感じる利便性」や「知られざる不便ポイント」など、リアルな情報を得ることができます。

03まとめ

 

土地購入は一生に何度もない大きな決断です。

土地価格に対する正しい知識を持つことで、住み始めてからも後悔なく快適な生活を送れるでしょう

今回ご紹介した内容を参考に、自分の目で情報を確かめ、「価格」と「価値」が乖離していない納得できる土地を選びましょう。

土地選びで分からないことや不安なことがあれば、住宅のプロに聞いてみましょう。

 

ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!

 

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