家づくりコラム
散らからない家を実現する収納アイデア!間取りの工夫も紹介します
家の中がいつも散らかっていると、日々の生活でストレスを感じてしまうという方も多いのではないでしょうか。
特に共働き世帯や子育て世帯の場合、忙しさの中で片付けに手が回らないことも多いですよね。
結果的に、家の中に物があふれかえってしまう状況に悩むこともあるでしょう。
家づくりでそんなお悩みを解決するカギは、使い勝手の良い収納計画と、家族の動きを考えた間取りの工夫です。
今回は、散らからない家づくりの基本となるアイデアを、部屋ごとの具体例を交えながらご紹介します。
01ー収納計画の基本
収納計画で大切なのは「物の定位置」を明確にすることです。
これにより、家族全員が使ったあとに自然にそこへ戻せる環境を整えられます。
リビング、キッチン、寝室、さらには子ども部屋に至るまで、それぞれの生活動線に合わせた収納スペースを確保することがポイントです。
例えば、日常使いの小物をすぐに片付けられる環境を整えるために、リビングの壁面を活用してオープンシェルフやキャビネットを配置するのもよいでしょう。
自然と片付ける習慣が身につくので、部屋全体の印象もすっきりします。
また、収納場所が分かりやすければ、子どもたちも自分から片付ける習慣が育まれるでしょう。
02ー部屋ごとの収納アイデア
リビング
リビングは家族が集い、様々な活動が行われる場所です。
そのため、雑誌やリモコン、子どものおもちゃなどが散らかりがちですよね。
ソファ下の引き出しや、壁際に設けた収納棚があれば、日常生活で大活躍するでしょう。
家具自体に収納機能が備わったデザインを選ぶことで、普段使う物をすっきりと隠しつつ、使いたいときにすぐ取り出せる工夫ができます。
キッチン
キッチンは調理器具や食器、食品など収納しなければならない物がが多く、どうしても物が溢れやすい空間です。
使いやすい動線を意識し、調理中に手が届く場所に必要な物を配置する一方で、引き出しやキャビネットの中を仕切りで整理することで、無駄な混乱を防ぐことができます。
また、専用のパントリーを設けることで、普段使わない食材や調味料をまとめて収納でき、キッチン全体をすっきりと保てます。
寝室
寝室は、リラックスできる空間であると同時に、衣類や寝具を保管する場所でもあります。
ベッド下のスペースは見落としがちですが、収納ボックスを利用すれば、シーズンオフの衣類や使わない寝具を手軽に隠せます。
また、クローゼット内を工夫して棚や引き出しで区分けすることで、必要な物がすぐに見つかる整理された環境を作ることができます。
子ども部屋
子ども部屋は成長と共に使い方が変わるため、柔軟性のある収納システムがおすすめです。
おもちゃや学用品は、カラフルな収納ボックスや仕切りを利用して、子ども自身が分かりやすい場所に片付けられるよう工夫しましょう。
整理しやすいようにラベリングすると、遊び終わった後も自発的に片付ける習慣が身につきますよ。
03ー散らからない間取りの工夫って?
収納の工夫だけではなく、家づくりで間取り自体にも工夫を加えることで、日常の動線がスムーズになり、自然と散らかりにくい環境にすることができます。
例えば、家の中心に広いリビングを配置し、キッチンや寝室、子ども部屋との繋がりを考えた回遊動線を設けると、各エリアへのアクセスがスムーズになり、各部屋への片づけが楽になります。
また、ファミリークローゼットといった共用の収納スペースを設ければ、季節物の衣類や日用品を一か所にまとめることができ、家全体が整頓しやすくなります。
各部屋とのバランスを取りながら収納スペースを配置することで、家事の負担が軽減され、いつも散らからない快適な空間にできるでしょう。
04ーまとめ
毎日の暮らしをもっと快適にするためには、次の2つの組み合わせが大切です。
・使いやすさを考えた収納計画
・家族の動線に合わせた間取り
共働きや子育てで忙しくても、ちょっとした工夫で家の中がすっきり整い、心地よい空間にすることができます。
自分たちのライフスタイルに合った収納アイデアを取り入れて、整理整頓された家でゆとりある暮らしを叶えましょう。
具体的なプランや実現方法でお悩みの際は、注文住宅のプロにご相談くださいね。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!