家づくりコラム
ウッドデッキにはない魅力も。縁側を作ってのんびり庭を眺めよう
近年、庭と室内をつなぐ空間としてウッドデッキが人気を集めています。
しかし、日本の伝統的な住宅でよく見かけた「縁側」という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
縁側は、季節の移ろいを肌で感じながらリラックスできる特別な空間です。
ウッドデッキのようにオープンな空間でありながらも、屋根があるため雨の日でも気にせず利用できる点が魅力です。
今回は、そんな縁側の魅力や、より快適に過ごすための活用方法について解説します。
01ーウッドデッキにはない縁側の魅力って?
縁側には、ウッドデッキにはない特有の魅力があります。
縁側は日本の伝統的な建築様式の一部であり、和の趣を醸し出します。
畳や障子と調和し、落ち着いた雰囲気作りにはうってつけでしょう。
また、縁側は室内との一体感が高いため、自然に生活の一部として使うことができます。
梅雨の時期でも天候を気にせず、ゆったりとくつろぐことができるのも嬉しいところです。
日よけの役割も果たすため、夏の強い日差しも和らげてくれますよ。
02ーマイホームに縁側を取り入れるなら
現代の住まいに縁側を取り入れるアイデアをご紹介します。
コンパクトな縁側
スペースが限られていても、工夫次第で縁側を取り入れることが可能です。
大きめの窓の前に畳を強いて座卓を設置すれば、コンパクトな縁側スペースを作れます。
リビングの一角に縁側コーナーを設けることで、いつでも使える憩いスペースとなるでしょう。
インテリアで和風を演出
縁側の雰囲気をより引き出しいたいなら、インテリア選びも重要です。
例えば和風デザインのクッションや座布団、風鈴などを取り入れることで、より縁側の雰囲気を楽しめます。
障子風のスクリーンを設ければ、プライバシーを確保しながらも光を取り入れることができます。
庭との調和を考える
縁側の魅力を最大限に引き出すには、庭との調和が大切です。
庭木の植え方を考慮したり、小さな石灯籠などのオブジェを設置したりすることで、縁側から素敵な景色が見えるようになるでしょう。
そんな庭の景色を見ながら、朝は縁側で朝日を浴びながらコーヒーを飲み、夕方は仕事帰りの疲れを癒す、そんなスペースにもなったら最高ですね。
03ー縁側でくつろぐための注意点
縁側でくつろぐためには、プライバシーの確保は重要です。
外からの視線を気にする心配のないデザインを考える必要があります。
例えば、常緑樹や生垣を設置して、高さや密度を調整するのもおすすめです。
庭の一部として楽しみながら外からの視線を遮ることができますよ。
また、外からの視線を遮るアイテムとして、ルーバーやフェンスを設置するという手もあります。
プライバシー保ちながらお庭の景色を楽しめるよう、庭づくりの段階からしっかりと考えておきましょう。
04ーまとめ
縁側は古臭いイメージがあるかもしれませんが、忙しい現代の暮らしにこそ、活躍する空間かもしれません。
自然の光や風を感じながら、家族と語り合い、自分だけの時間を過ごす。
ぜひ、そんな暮らしを実現してみませんか。
マイホームに縁側を取り入れたい方は、家づくりのプロにご相談くださいね。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!