総合住宅展示場へ行く前に確認しておくべき3つのこと!メリットデメリットも
- 2020/07/24
マイホームの購入は、教育資金・老後資金と並び「人生3大支出」の1つといわれています。
なので、購入前にはしっかりと情報をキャッチし、後悔しない家づくりにしたいですよね。
そんな中、気軽に家づくりを勉強できる場所として、多くの人が訪れるのが、総合住宅展示場です。
今回は、総合住宅展示場へ足を運ぶ際に、事前に確認しておくべき3つのことを解説していきます。
住宅展示場の特徴やメリットデメリットも合わせて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
総合住宅展示場の特徴をおさらい
そもそも総合住宅展示場とは、複数のハウスメーカーや工務店などが、モデルハウスを無料で展示している場所です。
各社の営業担当者と直接対面で話をすることが可能であり、その場で疑問点などを解消できるのが魅力ポイントです。
その場で見学できるだけでなく、カタログなど持ち帰りの資料も用意されていることが多く、帰宅してからも、家の種類や最新の商品をリサーチできます。
また総合展示場へ足を運ぶ際には、基本的に予約不要ですが、受付用紙等に記入が必要な場合が多いので、まずは受付に声をかけるようにしましょう。
総合住宅展示場へ行く前に確認しておくべき3つのこと
以上の特徴を踏まえた上で、事前に確認しておくべきこととは、次の3点です。
- 事前にリサーチをして知識をつけておくこと
- 家族全員の視点から検討すること
- 予算を事前に決めておくこと
では、かんたんに一つずつ解説していきます。
ポイント①リサーチなどで知識を深める
まず一つ目に確認しておくべきポイントは、事前に住宅に関する様々な知識を得ておくことが重要だということです。
家づくりでは、間取りの設計や予算、ローンの組み方など、多くの疑問が生じるのは当然のことです。
しかし、情報を十分に蓄えていないまま展示場に行き、営業や勧誘を受ければ、「一応予算に合っているから大丈夫」「この機能は絶対にほしい!」など様々な理由をつけて、軽率に判断してしまいます。
相手は、良くも悪くもプロの営業マンだということを頭に入れておきましょう。
もちろん信頼のおける人もいますが、商品を売るのが上手で、見る側もついつい「あれもこれも」となってしまう可能性があります。
最近は、スマホやパソコンからすぐに検索できますし、わかりやすく解説された動画も多く出回っていますよね。
まずは、自分で集められる情報をリサーチし、展示場では「疑問を解消する」というスタンスで向かうの良いでしょう。
展示場では、夢や理想が広がりますが、全てを鵜呑みにしてはいけません。
「何となく」で結構なので、値段の相場観などを把握しておくと、理想と現実の上手いバランスを取ることができますよ。
ポイント②家族揃って行くのがベスト
住宅展示場に足を運ぶタイミングとしては、家族全員が揃っているときがベストでしょう。
多くの場合、親、子ども、そして祖父母の目線によって、住宅に求める理想は異なります。
実際に体験できる展示場だからこそ、各々の視点で必要な設備や間取りを確認しておく必要があるでしょう。
見学中に良かったポイントや悪かったポイントをメモしておけば、その日の夕飯時には、ざっくばらんに家族で話し合うこともできるかもしれません。
なるべく家族全員が揃った状態で、展示場に行けるタイミングを探しましょう。
もちろん、小さなお子さんを連れての見学も可能です。
最近の展示場では、自由に遊べるスペースや、楽しいイベントなども開催されています。
場所によっては、授乳室などもしっかりと完備されている展示場もあり、小さなお子さまがいても安心、むしろ子ども達にとっても楽しい外出になるかもしれませんね。
ポイント③事前に予算を立てておくこと
すでに述べた通り、事前にリサーチをしておくことが重要ですが、金額についても家族で話し合いましょう。
- 理想の家には、どれくらいのお金が必要なのか
- 現実的な金額では、どれほどの規模の家になるのか
- 毎月の返済額がどれくらいなら家計が耐えられるのか
予算を立てずに展示場に行けば、やはりモデルルームの「インテリア・広い部屋・最新オプション設備」などに惑わされてしまいます。
オプションに関しても、値段を確認しながら「本当に自分たちの予算に合うものなのか」「ライフスタイルや将来的にも必要なのか」をしっかり検討することが求められます。
むやみやたらに見学するのではなく、できるだけ予算に合うモデルハウスを見せてもらい、リアルな生活を想像してみることが重要です。
ここまで、事前に確認しておくべきことをお伝えしましたが、もちろん現地へ行ってから初めてわかることも多いでしょう。
例えば、「家づくりの流れ」については、営業担当者の口から聞くことで、より当事者意識を持って知ることができますよね。
また、住宅会社や工務店によって、雰囲気やカラーも異なります。
担当者の口から直接聞くことで、その会社の家づくりに対する姿勢を知ることができ、より理解を深めることに繋がります。
「事前に確認しておくべきこと」と「現地で知れること」、この2つを区別しながら家づくりの勉強をしていきましょう。
住宅展示場のメリット・デメリット
次に、住宅展示場のメリットやデメリットも合わせて紹介していきます。
次の2つがメリットです。
- ハウスメーカーを比較できること
- 一次情報を得られること
事前に調べておくことが重要だとお伝えしてきましたが、会社の営業の姿勢などは実際に現地に行って初めて分かることです。
また住宅展示場では、各社の強みとする最新のトレンドや、通常は見ることのできない壁内構造なども展示されている場合があります。
インターネットではなかなか収集しきれない一次情報を知り、そして担当者へ質問をする機会もあります。
せっかく現地へ足を運ぶ機会なので、是非そういったメリットを活かすようにしましょう。
反対にデメリットとしては、「視野が狭まること」です。
展示場では、全てのハウスメーカーや工務店が出展している訳ではありません。
予備知識がなかれば、安易に大手ブランド志向に陥ってしまう可能性もあります。
あくまでも、メーカー・工務店にとって宣伝の機会であることを念頭に置きましょう。
そういった前提で、あくまで「知る」ことを目的に、少し背伸びした住宅を見ても楽しいかもしれませんね。
最後に、総合住宅展示場だけではなく「宿泊体験会」や「完成見学会」に参加することも貴重な機会になります。
いろんな角度から、気になる会社の良いところ、悪いところを見ることが大切です。
満足する家づくりのために、知ることから始めよう
住宅展示場のメリットやデメリット、そして事前に確認しておくべきポイントを解説してきました。
情報収集をした方が良いとわかっていても、どのようにすればいいか分からないと困る方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
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