「自転車置き場」をつくるべき理由とつくる際に考える2つのポイント
- 2020/07/05
「自転車置き場」は家づくり計画で忘れられやすい
家づくり計画では、建物本体の間取りやインテリアデザイン、外観、外構などについて、予算内に収まるように綿密に検討します。
しかし、その時に忘れがちになるのが「自転車置き場」です。
新築計画を立てる時に、自転車を利用していない方だと特に自転車置き場に重きを置かない人が多いと思われます。
また、たとえ将来子供が乗る可能性があっても、現時点ではまだ乗る年齢ではないため、自転車を購入する時に考えるという方もいるでしょう。
自転車置き場は新築時に必ず考えよう
ですが、自転車置き場は新築の計画を建てる時に一緒に考えたほうが良いです。
なぜなら、自転車を購入して置くことになっても自転車置き場スペースを考えていないと、家の周りの開いたスペースに自転車を置くことになってしまいます。
庭の隅や玄関の周り、駐車場の開いた場所など、自転車スペースを考慮せずに駐輪してしまうため、どうしても家の周りが雑多な印象が出てくるでしょう。
また玄関周りや車の周りに自転車を置くと生活感も出ます。
家や玄関周り、駐車場の通路が自転車によって封鎖されてしまうし、強風で自転車が倒れると車や家を傷つける可能性もあります。
外構もこだわって造ったのに、自転車が雑多に置かれていると台無しになるかもしれません。
さらに、自転車も無造作に置かれると、雨風に当たってしまい、自転車が錆びたり傷んだりしやすくなります。
自転車置き場を検討し忘れるだけで上記のようにたくさんのデメリットが生じます。
外構のデザインを考える時は駐車場や庭、門柱やアプローチも重要ですが自転車置き場も必ず検討してくださいね。
自転車置き場を計画する際のポイント2つ
以下では自転車置き場を設置する際の2つのポイントをご紹介します!
1、自転車置き場の広さ
まず、自転車置き場を計画する際、広さを検討する必要があります。
自転車を何台停めるかによって広さは変わってくるので、実際に自分が新築に住んで何台自転車を停めるかを考えればどのくらいの広さを確保しないといけないのかがイメージできるかと思います。
ちなみに、自転車のサイズは以下になります。
・一般的な自転車:全長190センチ、幅60センチ
上記を参考にして、自転車置き場で最低限必要な広さを把握しましょう。
2、自転車置き場の設置場所
自転車置き場の場所も、前もって検討しておく必要があります。
特に普段から自転車をよく利用する人は導線を考慮すると、生活した時にとても便利です。
例えば、買い物でよく自転車を利用するのであれば、玄関の近くに設置すると重たい荷物も運びやすくなります。
専門家に相談するのも一つの手段
自転車置き場の適切な場所は、その家に住む人のライフスタイルや家の設計や外構プランから自ずと決まっています。
ですが、自分たちで検討するのは難しいことです。
家や外構の専門家と一緒に検討していくことで最適解を出すことができます。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!