利点もあれば欠点もある!3階建て住宅って実際どうなのか
- 2020/09/13
夢の3階建て住宅
マイホームといえば2階建てのイメージがありますよね。
実際に多くの住宅が2階建てや平屋で、三階建ての住宅は少ないです。
では、なぜ3階建ての住宅は少ないのか?
この記事では、3階建て住宅に関してメリットとデメリットを紹介しながら詳しく解説していきます!
そもそも建てられないこともある
土地には高さ制限や斜線制限といったものがあります。
3階建ての住宅は以上のような制限によって建てられないことがあります。
なので、3階建ての家を建てたい場合には、土地から選ばなければならないということに注意しましょう。
3階建ての住宅のメリット
3階建ての住宅には以下のようなメリットがたくさんあります。
狭小地でも延べ床面積を確保できる
3階建てにするということはそれだけ、家の床面積が広がるということです。
部屋を広くしたり、数を増やしたりすることができます。
現代都市の狭い土地でも十分な床面積をとることができたり、土地代を節約することができるなどのメリットがあります。
窓の配置の自由度があがる
前述の通り、日本の住宅には2階建て構造のものが多いです。
なので、3階建てにすれば、生活スペースをほかの住宅よりも高い位置に確保することが可能です。
遮るものがないので、景色や風、日照などの自由度が上がります。
また、リビングを3階に設置し、家族で景色を楽しむこともできます。
3階にベランダを設置すれば、洗濯物も乾きやすいでしょう。
プライベート空間が確保できる
3階建て住宅は、ほかの住宅よりも上に空間を確保することができるので、隣人の目が届かないところに部屋を設置することが可能です。
なので、寝室や自室などプライベート性の高い部屋を設置することで、安心して過ごすことができます。
見た目がスタイリッシュである
高くて大きい建物は何となく見栄えがよく感じられます。
縦長の建物はモダンな雰囲気を与え、二階建ての建物が多い住宅街では一層目立つことでしょう。
3階建ての住宅のデメリット
メリットの多い3階建て住宅ですが、もちろんデメリットもあります。
「高さ」の移動が多い
3階建てにすると動線が多くなり、不便を感じるかもしれません。
というのも、「3階の自室で朝起きて顔を洗うのに1階まで降りて、自室に戻り、身支度を整える」などということが起こりうるからです。
また、重い買い物袋をもって3階のリビングまでいかなければならなかったり、大量の洗濯物を抱えてベランダまでいかなければならなかったりするかもしれません。
もし、骨折など足のけがをしたとき、将来足腰が悪くなったりした際にも移動の問題が生じてきます。
3階建て住宅にするのかどうかは、ご自身のライフスタイルやライフステージとよく相談して間取りを決めるようにしましょう。
費用がかかる
当然ですが2階建て住宅よりも建設コストは高くなります。
また、部屋の数が多いとエアコンやストーブなどを数多く設置しなければなりません。
高い位置にある部屋には、専用の工具や器具を使わなければならない場合が多く、設置の際の費用も2階建てよりも高いことが多いです。
3階建ての住宅は利点も多いが面倒も多い
3階建ての住宅は負担もあるかもしれませんが、利点も多く、暮らしの楽しさを広げてくれるかもしれません。
日影が多い現代都市の中にあって、日当たりがいいというだけでも嬉しいものですよね。
もし3階建ての住宅をお考えの際には、ご自身の家族構成やライフスタイルとよく相談するようにしましょう。
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