バス停が目の前にある便利な土地。どんな点に注意が必要? | ミタス・カンパニー

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バス停が目の前にある便利な土地。どんな点に注意が必要?

  • 2024/11/22

家づくりで最初に取り掛かるのが、土地選びです。

自分にとって理想の土地を見つけることはなかなか簡単なことではなく、何年も理想の土地を探しているという人も珍しくありません。

そんな土地探しの条件としてよく聞くのが、「交通の便が良いところ」という条件です。

駅から近いことや交通手段が充実している等がその条件に当てはまりますが、時々見かけるのが「目の前にバス停がある土地」です。

家の目の前がバス停というのは一見便利そうにも思えますが、注意しなければならないこともあります。

今回は、目の前にバス停がある土地の特徴や、その土地を選ぶ際の注意点について解説していきます。

交通の利便性とその影響

移動がスムーズ

家の目の前にバス停があることは、公共交通機関を日常的に利用する方にとっては大変便利です。

通勤や通学にかかる時間が短縮されるのは、日常生活において大きなメリットです。

特に子育て世代や高齢者にとって移動のハードルが低くなるのは嬉しいですよね。

バスの騒音に注意

交通の利便性は高いものの、目の前にバス停があるということは頻繁にバスが停車するということになります。

バスの発着時には大きな音がするので、静かな環境を好む方にとっては煩わしい可能性があります。

特に夜遅くまで運行している場合は睡眠が妨げられる恐れもあるので、寝室の位置を検討する必要があります。

振動の影響があることも

大きなバスが通ると振動が発生する可能性があります。

振動が頻繁に発生すると建物がダメージを受けてしまうので、構造や材料を慎重に選ばなければなりません。

バスが通ることでどのくらいの振動が起きるのかを確認しておきましょう。

セキュリティ対策が必要

公共交通機関の近くは便利ですが、セキュリティ面での心配もあります。

バス停に人が集まるということは、犯罪のリスクもその分高まるということです。

周辺の治安状況を確認して、適切な防犯対策を行いましょう。

子育てへの影響

バス停の近くに住むことは、子育て世代にとって便利なことです。

通学もしやすく、部活や習い事などで帰りが遅くてもバス停が近くにあると安心ですよね。

しかし、交通量の多い場所の場合は子供が事故に巻き込まれる可能性があります。

歩道がしっかりと設置されていないような細い道路の場合も同様です。

通学路や周辺の交通状況を確かめて、安心して住めるかどうかを確認しましょう。

バスの運行状況と将来の可能性

バス停が目の前にあるからといって、便利に使えるとは限りません。

バスの行先や経路、本数なども利便性に大きく関わります。

停車頻度や路線図を確認しよう

バス停の時刻表などを調べ、バスの停車頻度を確認しておきましょう。

朝夕のバスの運行は多くても、日中や休日はほとんどない場合もあります。

自分が必要とする時間帯にバスが使えるかどうかを確かめておきましょう。

また、そのバスの路線によっては希望の目的地に着かない可能性もあるため、路線図のチェックも重要です。

将来的に運行計画が変わることも

現在の運行状況によっては、将来的に運行路線の変更やバスの減便などの交通政策が行われる可能性があります。

せっかくバス停前というメリットに惹かれて家を建てたのに・・・といった状況になることも考えられます。

自治体がどのように計画しているのかを調べ、交通の利便性が下がらないかどうかを見極めることも重要です。

近隣住民とのトラブル回避

バス停が目の前にあると、周辺に住む人々との関係にも影響します。

バス停に人が並ぶことも考えられるため、場合によってはプライバシーの確保が難しいことも。

また、バス停に捨てられたゴミが家に飛んでくるといった状況になる可能性もあります。

近隣住民とのトラブル回避のためにも、住む環境を事前に確認しておきましょう。

まとめ

バス停が目の前にある土地はたくさんのメリットがありますが、その反面注意しなければならないことも多いです。

騒音・振動・周辺環境への影響などをしっかりと確かめた上で選ぶようにしましょう。

土地選びで迷った際は、ぜひ注文住宅のプロにご相談くださいね。

 

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