地震に強い家を作るために!耐震等級の重要性とは
- 2024/11/13
日本は地震の多い国です。
だからこそ、地震に対して十分な備えをする必要があります。
これから家を建てる場合、住宅の耐震等級の重要性についてしっかりと知っておくことは大切です。
今回は、住宅の耐震等級について解説します。
耐震等級って何?
地震が発生した時に建物がどれだけ耐えられるかを示す指標を「耐震等級」といいます。
日本では、建築基準法に基づき1〜3の等級で評価されており、3がもっとも地震に強い家とされています。
耐震等級1
耐震等級1は、建築基準法で定められている最低限の耐震性を持つ住宅です。
震度6強~7程度の地震で倒壊しない強度が想定されていますが、繰り返しの地震や経年劣化による安全性への影響が懸念される場合もあります。
耐震等級2
耐震等級1の1.25倍の耐震性を持つ住宅で、学校や病院などの避難施設に求められるレベルの強度です。
等級1よりも工事費がやや高くなりますが、住宅ローン金利の優遇措置を受けられる場合があります。
耐震等級3
耐震等級1の1.5倍の耐震性を持つ住宅で、大地震でもより安心できる住宅を目指す場合に推奨されます。
警察署や消防署など重要な防災拠点に求められるレベルで、当然ですが、建築費用は高くなります。
耐震等級の重要性って?
地震発生時のリスクを減らす
地震が多い日本では、これまでの大地震でたくさんの住宅が倒壊し、人々が危険に晒されています。
耐震等級の高い住宅であれば、地震が発生した時のリスクを減らし、家族の安全を守ってくれます。
社会保険料が安くなる
耐震等級の高い住宅の場合、火災保険や地震保険の保険料が安くなる可能性があります。
保険会社によっては、耐震等級2以上の住宅に対して割引を適用することがあります。
資産価値が上がる
将来家を売却することになった場合、耐震等級の高い家だと高く売れる可能性があります。
つまり、将来的に資産価値が向上する可能性があるということです。
特に地震の多いエリアの場合は高い耐震性を求められるので、将来売却予定があるという方は耐震等級の高い家を建てるのがよいでしょう。
まとめ
高い耐震等級の家を建てて地震に備えることは重要なことです。
耐震等級についての知識を身につけて、家族の安全や資産価値の保護を考えた家づくりをしましょう。
耐震等級に関してだけでなく、家づくりで迷うことやわからないことがあれば、家づくりのプロに相談してみてくださいね。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!