自宅にサウナを導入したい!設置に必要なことって?
- 2024/11/01
心と体を整えてくれる「サウナ」。
注文住宅で家を建てるなら自宅にサウナを導入したい!と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自宅にサウナを設置することは可能ですが、設置するためにはいくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
今回は、自宅にサウナを導入する際の注意点をご紹介します。
まずはサウナの種類を知ろう
サウナの種類について、主なものを3つご紹介します。
フィンランド式サウナ
フィンランド式サウナは、電気や薪で熱した石に水をかけて蒸気を発生させる伝統的なサウナです。
高温で発汗作用が高く、人気があります。
自宅に設置する場合、スペースを広く確保して、通気性も良くしなければなりません。
ドライサウナ
湿度が低めのドライサウナは、高温の乾いた空気を使います。
フィンランド式よりも必要な換気は少ないため、家庭に導入しやすいです。
ミストサウナ
低温・高い湿度で体を温めるミストサウナは、子供や高齢者でも使いやすいです。
設備費用は高いですが、肌に優しいので女性にも人気です。
サウナ設置にはスペースと換気システムが必要
サウナを導入する場合、最低でも2㎡程度のスペースが必要です。
そのため、浴室や専用のサウナルームを設ける際には、家全体のレイアウトに影響が出る可能性があります。
また、サウナ内には換気システムを設置して空気循環できるようにすることも大切です。
特にドライサウナやフィンランド式サウナは空気の入れ替えが重要です。
換気が不十分だと体調不良になる可能性もあるため、注意が必要です。
シャワー・洗面台も近くに設置する
サウナの後に水浴びができるように、シャワーや洗面台を近くに設置するのがおすすめです。
体温調整や汗の洗い流しがすぐにでき、より快適にサウナが使えます。
電気容量や適切な配線を考える
サウナはヒーターやミスト発生装置を使うため、電力を多く使います。
家全体の電気容量でサウナが問題なく使えるかを確かめておく必要があります。
また、適切な配線や電源の設置も重要です。
特に電気式ヒーターは、大きな電力を消費するため、専門家に配線計画を依頼することをおすすめします。
安全性とメンテナンスについて
サウナ内部は高温になりやすいため、火災予防のための対策をとる必要があります。
電気ヒーターを使う場合は耐火性のある素材を使用し、熱が直接木材に当たらないように設置場所も考えなければなりません。
万が一に備えて火災報知器の設置も検討しましょう。
また、サウナは定期的にメンテナンスをしなければなりません。
湿度の高い環境になるため、カビや水垢の発生にも注意が必要です。
掃除がしやすい素材を使用し、定期的に清掃や換気を行いましょう。
まとめ
自宅にサウナがあれば、いつでも好きな時に使えて家族で楽しむことができます。
ただし、設置する場合の注意点がたくさんあるので、専門家と一緒に計画を立てることが重要です。
自宅にサウナを導入したい方は、注文住宅のプロに相談してみてくださいね。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!