畳の耐用年数はどのくらい?長持ちさせるコツも紹介します | ミタス・カンパニー

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畳の耐用年数はどのくらい?長持ちさせるコツも紹介します

  • 2024/10/13

日本の伝統的な床材の畳。

最近では、畳のある部屋を設ける家も少なくなっていますが、和室や畳スペースを採用したいという人はまだたくさんいます。

そんな和室には欠かせない要素である「畳」ですが、畳の耐用年数はどれくらいかご存知でしょうか。

今回は、和室に使う畳の耐用年数と畳の劣化原因、畳をより長持ちさせる方法について解説します。

畳の耐用年数は通常約10〜15年

畳の耐用年数は通常約10〜15年程度です。

ただし、使用状況やお手入れの頻度によって耐用年数は変わってきます。

畳は、イグサという植物の茎を編んで作られた「畳表(たたみおもて)」と、藁や発泡スチロールでできた「畳床(たたみどこ)」から構成されています。

上記の2つがどのように劣化するかによって、畳全体の耐用年数も変わってくるのです。

畳が劣化する原因にはどのようなものがある?

使用頻度・使用する場所

リビングや子供部屋など、使用頻度が多いと畳の劣化は早まります。

湿気が多く、直射日光の当たる場所は、イグサが変色・劣化しやすいです。

定期的にメンテナンスをして畳を長持ちさせる必要があります。

手入れが不足している

畳は掃除や湿気対策などの定期的なお手入れが必要です。

お手入れが不足していると、ダニ・カビが発生し畳の寿命を縮めてしまいかねません。

湿気の多い時期は定期的に換気しましょう。

畳の品質の問題

高品質なイグサを使用すれば耐久性も高まり、長持ちします。

反対に、安い素材を使っていると早く劣化が進みます。

畳をより長持ちさせるには?

定期的にお手入れする

畳の表面にたまっているホコリや汚れは、掃除機をかけて湿った布で軽く拭き取って清潔な状態を保ちましょう。

部屋を定期的に換気することで畳の湿気を防げるので、カビ・ダニの発生抑制にも繋がります。

日焼けが均等になるようにする

直射日光が当たると畳は変色するため、カーテンやブラインドを使って日光を遮りましょう。

また、定期的に畳の向きを変えることで、日焼けも均等にできます。

表替えと裏返しを行う

畳の表面が傷んできたら「表替え」「裏返し」を行いましょう。

 

・表替え:畳表を新しいものに取り替える作業

・裏返し:現在の畳表を裏側にひっくり返して使う方法

 

これらの作業を行うことで、畳の寿命を伸ばすことが可能です。

まとめ

畳の耐用年数は、使用頻度やお手入れの頻度で大きく変わってきます。

適切に手入れを行い、畳の寿命を伸ばすようにしましょう。

新築時に和室や畳コーナーを取り入れたい方は、ぜひ家づくりのプロにご相談くださいね。

 

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