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部屋の乾燥を防ぐ家づくりのポイント

  • 2024/09/16

室内が乾燥していると、肌や喉などの健康にも悪影響を及ぼします。

さらには、木製家具やフローリングも劣化しやすくなるというデメリットもあるをご存知でしょうか。

部屋の乾燥を防ぐことは、快適な住環境を維持するために非常に重要なのです。

今回は、家づくりの段階でできる乾燥対策と日常の乾燥対策について詳しく解説します。

家づくりで考えたい乾燥対策

高性能な断熱材を採用する

家の乾燥を防ぐためには、適切な断熱と気密性が欠かせません。

そのためにも、高性能な断熱材を採用することが望ましいです。

高性能な断熱材は、外の冷気を家の中にまで入り込ませず、室内の暖かい空気も逃しません。

これにより、室内の湿度を一定に保ち、乾燥を防ぐことができます。

気密性を上げる

気密性の高い家は、隙間風を防ぎ、暖房効率を上げることで乾燥を防ぎます。

窓やドアなどの開口部からの空気漏れも防ぐためには、シーリング材で隙間を埋めることも重要です。

気密性の高い家は、室内の空気の質も改善されやすく、健康面でも良い環境と言えるでしょう。

調湿効果のある床材・壁材を採用する

珪藻土や漆喰などの調湿効果のある材料を壁材や床材に使うのもおすすめです。

室内の湿度に合わせて水分を吸収・放出するので、自然に調湿効果ができます。

珪藻土や漆喰はデザイン性も高いので、室内の美観を損なう心配もありません。

最新の換気システムを取り入れる

最新の換気システムは室内の空気を効率よく循環させるだけでなく、湿度も適切に管理してくれます。

性能の高い24時間換気システムを導入すれば、常に新鮮な空気を取り入れられ、湿度も適切に保てます。

カビの発生を防ぎ、健康的な住環境の維持にもつながるでしょう。

日々の暮らしにおける乾燥対策

加湿器を取り入れる

手軽に乾燥対策をするなら加湿器を取り入れましょう。

おしゃれな加湿器を置けば、室内のインテリアにも馴染みやすいです。

加湿器を利用することによって、乾燥による肌や喉の健康トラブルも和らげることにつながります。

観葉植物を飾る

観葉植物には加湿効果があります。

特に葉の大きい植物は蒸散作用も高いので、室内の湿度を上げることもできます。

植物の配置を考えれば、部屋全体をバランスよく湿度を保てるでしょう。

水槽を置く

水槽は、水の蒸発によって自然な加湿効果が期待できます。

水の音にはリラックス効果もあるので、癒しにもなるでしょう。

ただし、水槽や生き物はお世話やメンテナンスが必要なので、その手間も考えた上で導入を検討する必要があります。

乾燥しにくい暖房機器を選ぶ

暖房機器は乾燥しにくいものを選びましょう。

エアコンや電気ストーブを利用した場合、室内の乾燥を促してしまうことがあります。

ただし、加湿機能付きのエアコンや遠赤外線ヒーターなら、乾燥を防ぎながら快適な温度維持も可能です。

床暖房も乾燥しにくいので、リビングや寝室に取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

家づくりの段階から乾燥対策を取り入れることで、より快適に住める家を作ることができます。

家の断熱と気密性を上げ、日常でも適切な湿度管理をすれば、気持ちの良い室内空間になるでしょう。

さまざまな対策を取り入れ、快適な湿度で暮らせる家づくりをしましょう。

湿度対策に関して相談したいことがある場合は、家づくりのプロに相談してみてくださいね。

 

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