コンパクトで使い勝手抜群!壁付キッチンのメリット・デメリットを紹介 | ミタス・カンパニー

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コンパクトで使い勝手抜群!壁付キッチンのメリット・デメリットを紹介

  • 2024/08/01

最近は対面式キッチンを採用する人が多く、壁に向かって取り付けられている壁付キッチンを選択する人は少なくなっています。

しかし、壁付キッチンにも良いところがたくさんあるのをご存知でしょうか。

そこで今回は、壁付キッチンの特徴やメリット・デメリットについて解説します。

壁付キッチンってどんなキッチン?

壁付キッチンとは、壁の一面に向かって設置されたキッチンのことです。

ひと昔前の日本の住宅にはこの壁付キッチンが設置されているのが一般的でした。

調理スペースが壁に面しているため、リビングやダイニングに背を向けて料理をするかたちになります。

カウンターキッチンやアイランドキッチンよりもリビング・ダイニングを広く使えるという特徴があります。

壁付キッチンのメリット

空間が有効活用しやすい

壁付キッチンは壁面に設置されているため、キッチンとリビング・ダイニングを隔てる壁がありません。

そのため、キッチン・ダイニング・リビングが一体化し、広々と開放感のある空間になります。

キッチンが壁面にあるので、他の家具や家電を使い勝手の良い場所に配置でき、空間を有効活用しやすいです。

家事動線が短くなる

調理スペースが壁面にあるため、シンクとコンロ、冷蔵庫などの配置がわかりやすく、家事動線が短縮できます。

料理を運ぶ・片付ける、といった際の移動距離も短くなるので、家事効率も上がります。

デザインの種類が多い

壁付キッチンはデザインの種類がとても多いので、自分が希望するデザインが見つかりやすいです。

壁面に設置することを活かして吊り戸棚などの収納スペースも作れるので、キッチン用品や食器もすっきりとまとめて収納できます。

家族のコミュニケーションが取りやすい

リビング・ダイニングとキッチンが一体化されるため、家族やお客様とのコミュニケーションが取りやすくなります。料理をしながら会話したり、子供の様子も観察しやすいです。

壁付キッチンのデメリット

壁付キッチンにはメリットも多い一方で、デメリットも存在します。

収納スペースが制限される

対面式キッチンの場合はキッチンの後ろの壁にカップボードや食器棚をおくことができますが、壁付キッチンの場合はそのようなことができません。

対面式キッチンよりも収納スペースが制限されやすいのはデメリットと言えるでしょう。

手に取りやすい場所に食器棚を置いたり、キッチンの上に吊り戸棚を設置するなどの工夫が必要です。

調理で発生するにおいや煙が広がりやすい

リビング・ダイニングと一体化した壁付キッチンは、調理で発生するにおいや煙が広がりやすいです。

そのため、リビングに設置した家具やカーテンなどににおいがついてしまう可能性があります。

強力な換気扇・レンジフードを取り付けるなどの対策をするとよいでしょう。

空間全体のインテリアのバランスが重要

壁付キッチンは、リビング・ダイニングから丸見え状態になっているため、LDK全体のインテリアのバランスを考えてキッチンのデザインを考える必要があります。

他の家具と調和したデザインを選ばなければキッチンだけ浮いて見えたり、リビング・ダイニングの雰囲気が崩れる可能性もあります。

統一感を考えてコーディネートをしましょう。

まとめ

壁付キッチンには、空間の有効活用などたくさんのメリットがあります。

しかし、収納スペースが制限されるなどデメリットもあるため、このデメリットをどのように対処するかが重要になってきます。

使い勝手の良いおしゃれな壁付キッチンを採用したいという方は、家づくりのプロにキッチンの間取りを相談してみましょう。

 

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