実は沢山ある!無垢フローリングの種類とその特徴をご紹介
- 2024/03/27
木そのものの質感やあたたかみが感じられる無垢の床材。
無垢材とひとことで言っても、その種類がたくさんあることをご存知でしょうか。
無垢材は使われる木の樹種によって、硬さや耐久性、また色合いや木目の出方なども違います。
そのため、それぞれの特徴を知っておくことで、より部屋に適した床材を選ぶことができるでしょう。
今回は無垢材の種類とその特徴についてご紹介します。
広葉樹系
木材には大きく分けて広葉樹系と針葉樹系の2つがあります。
その中でも広葉樹系の特徴は、硬く傷がつきにくいことです。
広葉樹系には次のような種類があります。
耐久性が高い「アカシア」
アカシアはとても耐久性が高く、ものを落としたり強い衝撃を与えても傷がつきにくいのがメリットです。
また、耐水性も高いため、キッチンや洗面所での使用にも適しています。
比較的リーズナブルな「カバ」
木目が抑えめで、バラつきや歪みがないのが特徴です。
広葉樹のため硬く傷つきにくい特徴を持っていますが、その硬さに対し比較的リーズナブルなのが特徴です。
広葉樹系にはこの他、オークやウォルナット、チークなどがあります。
針葉樹系
針葉樹は広葉樹に比べ、やわらかく比較的傷がつきやすい樹種です。
しかしその一方で、素足で踏んだときに木のぬくもりややわらかさを感じることができるでしょう。
針葉樹系には次のような種類があります。
柔らかい「杉」
香りが特徴的で、またやわらかいため木の質感を楽しむことができます。
また、経年変化を楽しむことができる樹種でもあります。
傷つきやすいという点はデメリットですが、杉は無垢材の中では最もリーズナブルなため、コストを抑えたいという方におすすめです。
耐水性が高い「ヒノキ」
「檜風呂」などお風呂にも使われているように、耐水性が高いのが特徴です。
また、ヒノキならではの香りを楽しむことができます。
ただし、無垢材の中でも価格は高く、施工するにはコストがかかる点がデメリットです。
針葉樹系にはこの他、チェスナットやパインなどの樹種があります。
まとめ
無垢材とひとことで言っても沢山の種類があり、それぞれ特徴も違います。
理想の部屋にするためにはどの木材を選べばいいか迷われるかもしれません。
インテリアに合わせた床材や、それぞれの樹種の特徴を知りたいと思われたら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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