「2.5世帯住宅」って何?その注意点や間取りのポイントを解説
- 2024/02/10
「2.5世帯住宅」という言葉を聞かれたことがありますでしょうか。
親世帯と子世帯がともに暮らすための住宅を「二世帯住宅」と言います。
2.5世帯とは、二世帯住宅に「親世帯の単身の子供」が一緒に暮らす住宅です。
よくある二世帯住宅は、実家のリフォームなどをきっかけに子世帯が一緒に暮らし始める形が多いです。
最近では、最初から二世帯住宅・2.5世帯住宅を想定して家を計画することもあります。
2.5世帯住宅のメリットは、家族が増えることによって、家事や子育てを分担しやすくなることです。
その反面、義両親だけでなく義兄弟姉妹とも同居することになるため、心配事やストレスも増えるといったデメリットもあります。
今回は、2.5世帯住宅の注意点や間取りのポイントについてご紹介します。
2.5世帯住宅の注意点
2.5世帯住宅で気をつけておきたいのが、お金の問題です。
特に建築費用と生活拠出金については事前によく話し合っておく必要があるでしょう。
まず建築資金として、誰が頭金を出し誰の名義でローンを組むのか、持分割合をどうするのかなどを決める必要があります。
また、生活拠出金に関しても、光熱費や食費などをどのように分担するのか決めておく必要があります。
家を建てるとその後何年もかけてローンを返していくことになるため、金銭負担に偏りがあるとトラブルの元になってしまうかもしれません。
建築費用に加え、その後の生活にかかるお金についても事前に話し合っておくことで、後々の金銭トラブルを避けることができるでしょう。
2.5世帯住宅の間取りのポイント
晩婚化や未婚化、また女性の社会進出や働き方の多様化により、親元を離れず実家で生活する単身者が増え、その結果2.5世帯も増えてきています。
2.5世帯住宅の場合、義兄弟姉妹が長期的に同居してもストレスをためない間取りの設計がポイントとなります。
それぞれのプライベート空間を確保できる間取りにしましょう。
また、キッチンや浴室、玄関が別々になっていること、さらに親世帯と子世帯、単身者とそれぞれの生活空間を分けることで、居心地の良い生活空間を実現することが可能です。
さらに、義兄弟姉妹が将来的に独立して家を出ることが想定される場合、空いたスペースを有効活用できるよう考えておくことも大切です。
例えば子供部屋や書斎に転用できると、デッドスペースが生まれず空間を有効活用できるでしょう。
まとめ
2.5世帯住宅の注意点や間取りのポイントをご紹介しました。
家族の人数が多ければ多いほど、事前に細かく住計画を建てておくことが重要です。
注文住宅なら、家族の形に合わせて最適なプランをご提案することが可能です。
家族全員が満足できる家づくりがしたいと思われたら、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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