危険なヒートショック現象を防ごう!今すぐできる対策とは
- 2023/12/19
場合によっては命を落とす危険もある「ヒートショック現象」をご存知ですか?
ヒートショック現象は家の中で起こることが多く、特に冬の寒い時期に注意が必要です。
この記事ではヒートショック現象について、また、今すぐできる対策をご紹介します。
ヒートショック現象とは
冬の寒い日に暖房のきいた部屋から廊下に出て、ひやっと冷たい空気を感じたことはありませんか?
実はこの気温差がヒートショック現象の原因です。
ヒートショック現象とは、急激な気温差によって血圧が大きく変動し、その結果失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす危険性のある現象のことです。
ヒートショックは特に冬場の家の中で起こります。
冬の寒い日などは、暖房のついている部屋とついていない部屋の気温差が10度以上になっていることもあります。
特に入浴の際は暖かい室内から寒い脱衣所に移動し、また温かい湯船に浸かるため、温度差が大きくヒートショック現象を引き起こしやすいと言われています。
今すぐできるお風呂の寒さ対策とは
ヒートショック現象を防ぐには、お風呂の寒さ対策が重要です。
特に古い建物の場合は、浴室がタイル張りだったり断熱材が入っていなかったりするため、とても冷え込みます。
お風呂の寒さ対策というと、浴室暖房を設置したり大規模なリフォームが必要なのではと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
今すぐ簡単にできる対策があります。
例えば直に冷たさが伝わってくる床には、ホームセンターなどで購入できるすのこやマットを敷くだけでもかなり冷え対策になります。
また、浴室に窓がある場合には、窓に断熱シートを貼るだけで寒さ対策になります。
お風呂を沸かす際に蓋を開けておくだけでも浴室を温める効果があるでしょう。
そして、脱衣所の寒さ対策には電気ヒーターなどを設置して部屋を暖めることが有効です。
まとめ
家の中での大きな気温差が原因で起こるヒートショック現象は、命を落とすこともある危険なものです。
ヒートショック現象を防ぐためにも、家を建てるなら高気密・高断熱住宅がおすすめです。
高気密・高断熱住宅は家の中の気温差が小さくなるため、ヒートショック現象を防ぐことができるのです。
また冷暖房効率も高く、冬は暖かく夏は涼しく快適に過ごすことができます。
ヒートショックなどの危険を防ぎ、1年中快適に暮らせる家づくりがしたいと思われたら、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!