現代住宅に和の要素を取り入れよう!和モダンインテリアのポイントとは
- 2023/12/04
和モダンという言葉を聞いたことはあるでしょうか。
現代の住宅は洋風化しており、昔のような純和風の住宅はあまり見られなくなってきています。
しかし、家の中に和風テイストを取り入れたいという方もいます。
そのような需要から広まっているのが、和モダンテイストのインテリアです。
では、和モダンと和風とはどう違うのでしょうか。
この記事では、和モダンの魅力や、現代の住宅への取り入れ方についてご紹介します。
和モダンと和風の違い
「和風」とは、昔ながらの日本家屋のスタイルです。
最近は古民家の再生なども盛んに行われていますが、京都の町家や茶室などが純和風の住宅のイメージですよね。
こういった昔ながらの日本家屋は現在の洋風建築には馴染まず、そのテイストを取り入れるのは難しいかもしれません。
そこで、現代の住宅にも和風の要素を取り入れやすくしたものが和モダンインテリアです。
和モダンは、日本の伝統的な和の雰囲気と現代的なデザインを融合させたインテリアスタイル。
畳や障子といった和の要素を取り入れつつ、洋風のフローリングや壁紙とうまく調和させたスタイルです。
「外国人向けの和風でおしゃれなホテル」をイメージするといいかもしれません。
和モダンは洋風・和風どちらにも合わせることができるため取り入れやすく、人気のスタイルです。
和モダンな空間を作るには
琉球畳を取り入れる
琉球畳とは正方形の縁のない畳のことです。
半畳畳や縁無し畳とも呼ばれます。
縁がなくシンプルなデザインのため、畳がモダンな雰囲気になり洋風建築にも合います。
通常の長方形の縁有り畳だといかにも和風な雰囲気になってしまいますが、琉球畳であれば取り入れやすく和モダンインテリアを作りやすいでしょう。
障子や格子窓など、和風要素を取り入れる
畳や襖、障子など、全てに和風要素を取り入れると純和風のインテリアになってしまいます。
和モダンを作りたければ、そういった和風の要素の一部を取り入れてみるようにしましょう。
格子窓も縁を黒やグレーなどの色にすると、和風な要素を保ちつつもモダンな雰囲気になります。
障子は和紙が室外光をやわらかく取り入れてくれるため、部屋が優しい和の雰囲気になりますよ。
モノトーンなど落ち着いた色味で揃える
和風建築は、畳や障子など自然素材で構成されています。
そのため、ベージュや緑など、アースカラーが中心の色味で構成されています。
ですが、その色味だけでは純和風なイメージになってしまうでしょう。
白や黒、グレーなどのモノトーンな色味を取り入れることでモダンな雰囲気を取り入れることができます。
モノトーンの色味はアースカラーとも馴染みやすく、調和の取れたインテリアになりますよ。
まとめ
家に和風の要素を取り入れたいと思ってもなかなか難しいかもしれません。
洋風の住宅に和風の要素を取り入れたければ、和モダンがおすすめです。
とはいえ、そのバランスは難しく、うまく取り入れられないと感じるかもしれません。
そんなときは、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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