雑草対策は一年を通して行おう!雑草を生えにくくする対策も紹介します
- 2023/11/04
気づけばあっという間に茂ってしまう雑草。
庭の草むしりが追いつかないという経験をされた方もいるのではないでしょうか。
そのため、例え家を建てても庭はいらないと思われる方もいるかもしれません。
反対に、ガーデニングを楽しみたいけど雑草の処理が心配という方もいるでしょう。
雑草は1年周期で生え変わるため、季節ごとの対策を覚えておくと良いですよ。
この記事では、季節ごとの雑草の特徴と、庭に雑草を生えにくくする対策をご紹介します。
季節ごとの雑草の特性と対策
雑草が茂る春
新緑の季節である春は、雑草も例外ではなく生い茂り始めます。
メヒシバ、ブタクサ、よもぎなど、一年草から多年草まで幅広い雑草が生えてくる季節です。
この春に芽生えた雑草は夏にかけて大きく成長します。
そのため、春のまだ葉や根が柔らかいうちに草むしりをしておくのがおすすめです。
夏になると雑草が成長に強く根を張ってしまうため、駆除が大変になります。
春先は芽吹いた雑草を早めに刈り取る季節と覚えておきましょう。
夏は無理をしない
春に芽吹いた雑草を取り切れないと、夏に大きく成長してしまいます。
大きく育った雑草が目につきやすく、草むしりしたいと思われるかもしれませんが、夏の草むしりは無理をしないようにしましょう。
夏に外で草むしりをしていると熱中症になってしまう危険性があります。
また、夏の雑草は強く根を張っていることも多いため、草むしりが大変になってしまいます。
どうしても夏に雑草が気になってしまう場合は、日差しが強くなる前の朝方か、日が傾く夕方の時間帯に行うようにしましょう。
その際は水分補給をこまめに行うなど、熱中症対策に気をつけてください。
秋は草むしりにおすすめの季節
冬になって寒くなればどうせ雑草も枯れるのでは?と思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、雑草は枯れる前に種を落とし、来シーズンに備えます。
秋の雑草を放っておくとまた春先に雑草が芽生えてしまうことになってしまいます。
そのため、秋も油断せず、雑草を見つけたら除草するのがおすすめです。
少し涼しくなってくる秋は、夏より草むしりもしやすくなるでしょう。
冬は地面の下で眠っている
冬は雑草も大半が枯れてしまいます。
そのため、見た目には雑草が生えていないように見えるでしょう。
しかし、地面の下には秋の雑草が落とした種が眠っています。
雑草の種は非常に小さいため、見つけて除去するのは困難です。
春になると雑草が芽生えてしまうので、冬のうちに防草シートを敷くなどの対策を行うのがおすすめです。
雑草を生えにくくするための対策
雑草はすぐに生えてしまうため、こまめに草むしりをしてもなかなか追いつかないかもしれません。
雑草対策に追われてしまう前に、最初から雑草が生えにくいよう対策しておくとよいでしょう。
防草シートや砂利を敷く
雑草を生えにくくするためには、防草シートや砂利で地面を覆ってしまうのがおすすめです。
レンガやタイルを使うのも効果的で、庭をおしゃれにすることもできますよ。
防草シートを敷いた上に、砂利とレンガやタイルを敷けばより効果的です。
土が少しでも露出しているとそこから雑草が生えてきてしまうため、土を覆うようにする対策が有効です。
グランドカバーをする
庭にグランドカバーとなる植物を植えるのも有効です。
グランドカバーは匍匐性植物といって、地面を覆うように広がって生える植物です。
砂利や防草シートのかわりに地面を覆って、雑草を生えにくくしてくれます。
砂利や防草シートでは見た目が寂しいという場合、グランドカバーを使えば鮮やかな緑が広がり見た目もよくなりますよ。
まとめ
1年を通した庭の雑草対策と、雑草を生えにくくする対策をご紹介しました。
マイホームを建てたいけど雑草が気になるという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
家を建てるタイミングであれば、雑草対策がしやすい造園計画を一緒に立てることもできます。
最初から防草シートを敷いたり、砂利やレンガ、タイルなどを使って綺麗に庭づくりすれば、楽に管理できる庭になるでしょう。
マイホームの庭を管理しやすい庭にしたいと思われたら、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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