「リビング学習」の効果とは?そのメリットとデメリットについて | ミタス・カンパニー

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「リビング学習」の効果とは?そのメリットとデメリットについて

  • 2023/11/13

近年では子供がリビングで勉強する「リビング学習」が人気となっています。

子供にとって、集中しやすい学習環境は非常に大切です。

家づくりの際には、リビング学習を前提として間取りを考える方も多いです。

リビング学習には実際にどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

 

リビング学習のメリット

リビング学習は「集中しやすい」というメリットがあります。

リビングだと逆に気が散って集中できないのでは?と思われるかもしれません。

しかし、人間は全く音がない環境よりも少しざわざわしている環境のほうが集中しやすくなることがわかっています。

また、ひとりでいると集中が途切れたときに、ついつい漫画を読み出してしまったという経験はないでしょうか。

リビングだと家族の目があるため、安心感と緊張感を持って勉強することができます。

また、子供が勉強していてわからないことがあったときにすぐに親に聞くことができるのも良い点です。

わからないことをそのままにしないことで、勉強が身につきやすいというメリットがあります。

親にとっても、子供が常に目の届く場所で勉強しているのは安心感がありますね。

 

リビング学習のデメリット

リビング学習のデメリットは、リビングが片付かないという点です。

子供の教科書や参考書、ノートなどをリビングで広げることになってしまうため、どうしてもテーブルの上に物が増えごちゃごちゃして見えてしまうでしょう。

リビングに教科書などを置ける収納を作る必要があるかもしれません。

また、兄弟が多い場合など家族の人数が多い場合、リビングでは逆に気が散ってしまい集中できないという可能性もあります。

テレビの音や家族の会話などが集中を妨げてしまうことも考えられます。

 

リビング学習で気をつけたいこと

リビング学習では気が散ってしまうこともあるため、きちんと集中できる環境を整えることが大切です。

例えば学習スペースはきちんと整理整頓し、気が散ることなく勉強に集中できるように整えましょう。

テレビを見るタイミングや音量など、周囲の協力や気遣いが必要な場面もあるでしょう。

また、子供が目に届く場所にいることで親はあれこれ口出ししたくなってしまうかもしれませんが、そうすると子供は集中を欠いてしまったり、勉強が嫌になったりしてしまうかもしれません。

親はあまり口出しせず、子供が聞いてきたときだけ手助けをしてあげるなど、関わり方にも注意が必要です。

 

まとめ

リビング学習のメリットとデメリットをご紹介しました。

リビング学習が向いているかどうかは、子供の性格や家族構成によっても異なります。

もしリビング学習をさせたい場合、家づくりの段階から考えておくと、リビングに学習スペースや収納を作っておくこともできます。

家づくりや間取りについて疑問や不安がある方は、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。

 

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