空間を広く演出する!「折り上げ天井」の魅力とは
- 2023/10/07
モデルハウスやインテリア雑誌の中で、「折り上げ天井」を見たことがある方もいるのではないでしょうか。
一部の天井を少し高くするため、空間を広く見せる効果があります。
その他にもメリットがあるため人気がありますが、デメリットも存在します。
この記事では、折り上げ天井のメリット・デメリットについてご紹介します。
折り上げ天井とは
折り上げ天井とは、天井の一部を他の部分より高くした天井のことです。
通常、天井はすべて同じ高さで単調になりがちですが、折り上げ天井を取り入れると空間のアクセントになります。
また、天井を高くすることで空間を広く感じさせる効果もあるため、ゆったりと過ごしたいリビングや、広く見せたい玄関などによく取り入れられます。
折り上げ天井は間接照明をセットしやすく、また天井に高さの違いを作ることで間接照明が活かしやすくなるため、照明をつかって部屋の雰囲気を変えることもできます。
折り上げ天井のメリット・デメリット
メリット
折り上げ天井のメリットは、部屋を広く見せる効果と、平坦な天井にメリハリをつけ空間をおしゃれに演出する効果です。
吹き抜けを作りたいけど間取りや構造的に難しいというときでも、天井を少しだけ高くする折り上げ天井なら可能な場合もあります。
吹き抜けほど天井は高くなりませんが、少し天井を高くするだけでも雰囲気は変わりますよ。
間接照明を仕込めばさらにデザイン性が高く、おしゃれな空間になるでしょう。
シーリングファンやアクセントクロスとも相性がよく、様々なデザインが可能です。
また、取り入れるコストはそれほど高くありません。
限られたコストの中で空間を有効活用し、個性的な空間をつくることができます。
デメリット
天井の一部の高さが高くなるため、その部分の掃除はしにくくなってしまいます。
特に折り上げ天井にシーリングファンを取り付ける場合、たまったホコリを掃除するのが大変になってしまうかもしれません。
同様に折り上げ天井に間接照明を仕込む場合も、掃除が難しくなる可能性が高いです。
また、折り上げ天井は極端に高くしてしまうと部屋とのバランスが崩れ違和感を感じてしまいますが、折り上げ部分があまりにも低いと折り上げ天井の効果を感じられないかもしれません。
折り上げ天井の高さはバランス調整が難しいため、経験豊富なプロと相談しながら決めるのがおすすめです。
まとめ
折り上げ天井は、うまく取り入れれば空間を広く見せることができますし、間接照明やシーリングファンと組み合わせればよりおしゃれな空間を演出することができます。
しかし、高さのバランス調整が難しいため、経験豊富なプロと相談しながら設計するのがおすすめです。
折り上げ天井を取り入れた家づくりがしたいと思われたら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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