「断熱」と「遮熱」の違いとは?快適に暮らす家づくりのためのポイント
- 2023/10/13
家づくりを進める中で、「断熱」や「遮熱」という言葉をよく聞きますよね。
なんとなく同じような意味に思えるかもしれませんが、この2つには違いがあります。
そこでこの記事では、快適な家づくりのためには欠かせない「断熱」と「遮熱」についてご紹介します。
「断熱」と「遮熱」の違い
まずは、似ているこの2つの言葉の意味をご紹介します。
「断熱」とは、「電動や放射による熱の移動を防ぐ」こと。
住宅において使われる「断熱性能」とは、家の中と家の外の熱の移動を妨げることです。
例えば、冬の寒い日にエアコンで暖めた室内の温度が外に逃げてしまうのを防ぐのが断熱性能です。
次に「遮熱」とは、「暑さの原因となる太陽光を遮る」ことを指します。
夏のアスファルトなどは太陽光に熱せられてとても熱くなっていますよね。
太陽光を受ける外壁や窓、屋根なども、同じように太陽光によって熱せられてしまいます。
この熱エネルギーが室内に伝わらないように行うのが「遮熱」です。
「断熱」「遮熱」を取り入れた家づくり
「断熱」と「遮熱」は、家づくりにおいてどのように取り入れられているのでしょうか。
断熱については、「断熱材」という言葉を聞かれたことがあるかもしれません。
住宅の壁の中に断熱材を入れることによって、家の中と外の熱の移動を妨げます。
また、断熱性能の高い窓ガラスもあります。
窓ガラスは熱伝導率が高く、家の中と外の熱が最も移動しやすい場所でもあります。
冬の寒い日などは窓ガラスがひんやり冷たくなっていますよね。
断熱性能の高い窓ガラスはこの熱の移動を妨げてくれるだけでなく、結露が起こりにくくカビの発生を抑制することができます。
そして、遮熱においてもポイントとなるのは窓ガラスです。
窓から室内に日光が差し込むときに、太陽光の熱エネルギーが室内に入ってしまいます。
それを防ぐためには、窓ガラスに遮熱シートを貼るのが良いでしょう。
また、カーテンやすだれを掛けることも対策になります。
まとめ
似ている言葉である「断熱」と「遮熱」の違いをご紹介しました。
冬は寒く夏は暑い日本で快適に暮らすためには、家の断熱・遮熱はとても大切です。
1年中快適に暮らせる家づくりがしたいと思われたら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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