「下がり天井」とは?家づくりに取り入れるメリットをご紹介
- 2023/10/16
「下がり天井」という言葉を聞かれたことはあるでしょうか。
「下がり」という言葉から、「天井が低くなってるの?」というネガティブなイメージを持たれるかもしれません。
しかし、下がり天井を取り入れることによるメリットもあります。
この記事では、「下がり天井」についてご紹介します。
「下がり天井」とは
「下がり天井」とは、天井の一部がほかの部分より低くなっている天井のことです。
下がり天井は、マンションなどで配管スペースなどを取るためによく取り入れられています。
しかし、配管スペースを確保する以外にも下がり天井を取り入れるメリットはあるため、一戸建てでも下がり天井を取り入れることがあります。
そこで、次に下がり天井のメリットをご紹介します。
下がり天井のメリット
落ち着いた空間を演出
一般的には、天井が高いほうが開放感があり、部屋を広く見せることができることから高い天井が好まれます。
しかし、狭い空間が落ち着くと感じることはないでしょうか。
落ち着いた空間を作りたければ、実は天井が高いよりもある程度低くしたほうが良い場合があります。
天井に起伏ができ、開放感がありつつも落ち着いた空間を演出することができます。
空間にメリハリをつけ、雰囲気を変える
天井の一部の高さを変える下がり天井は、空間にメリハリをつけ、部屋の雰囲気を変えることができます。
壁やドアで空間を仕切ることなく、空間を緩やかに区切ることができます。
そのため、開放感を保ちつつ空間にメリハリをつけることができるのです。
天井の高さが同じよりも、部屋をおしゃれに見せることもできますよ。
設備機器スペースとして使える
一戸建ての場合であっても、下がり天井は設備機器や配管スペースとして利用することもできます。
理想の間取りを実現したい場合、設備機器の設置スペースがうまく取れないことがあるかもしれません。
そのようなときにあえて下がり天井を採用することで、スペースの有効活用ができます。
また、下がり天井でできた天井スペースにダウンライトを埋め込むこともできるでしょう。
まとめ
下がり天井はうまく取り入れれば、空間にメリハリをつけおしゃれな雰囲気を演出することができます。
また、配管や設備機器スペースとして有効活用することもできます。
下がり天井には様々な効果がありますが、天井高の設計は難しい部分があるため、経験豊富なプロに相談しながら進めるのがおすすめです。
下がり天井を取り入れた家づくりがしたいと思われたら、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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