2階にお風呂がある家ってどうなの?メリットとデメリットをご紹介
- 2023/09/07
2階建て住宅の場合、お風呂が1階にある間取りが一般的ですよね。
そのため、なんとなくお風呂は1階に設置するのが普通と思われるかもしれません。
しかし、2階にお風呂を作ることは可能ですし、そこにはメリットもあります。
ただし、メリットもある反面、もちろん注意すべき点もあります。
この記事では、2階にお風呂がある家のメリットとデメリットをご紹介します。
お風呂が2階にあるメリット
1階の間取りの自由度が増す
2階にお風呂を設置する場合、洗面所や脱衣所も一緒に2階に設置することになるでしょう。
その分1階のスペースが広くなり、リビングやダイニング、キッチンを広く取ることができます。
お風呂は1階に作るものだと思っていると間取りの選択肢の幅が狭まってしまうかもしれませんが、2階にお風呂をつくる方法もあると知っていると選択肢の幅が広がるでしょう。
また、お風呂と脱衣所を2階に設けて洗濯機も2階に置けば、洗濯物をそのままベランダで干すことができ、家事動線の短縮にもなります。
洗濯の負担を減らすことができるというのも大きなメリットです。
完全なプライベート空間になる
2階にお風呂を作ると、例えば来客時でも気にせずお風呂を使うことができるでしょう。
また、2階のお風呂であれば、周囲からの視線を気にすることなく窓を開けっ放しにしておくこともできます。
お風呂は湿気が多いため、窓を開けておくことができればカビ対策にもなります。
周辺環境によっては、外からの視線を気にせず窓を開けて入ることもできるでしょう。
2階にお風呂を作る際の注意点
水漏れの際の被害が大きい
お風呂では大量の水を使います。
万が一水漏れが発生してしまった場合、1階の被害が大きくなってしまうでしょう。
そのため、防水対策や排水設計をきちんと行う必要があります。
また、2階にお風呂を設置すると、基本的に水圧は低くなってしまいます。
水音が響く可能性がある
お風呂の水音が1階に響く可能性があるため、設計の際には間取りに注意が必要です。
リビングの上にお風呂を作ると、水音が気になってしまうかもしれません。
また、2階にお風呂を作る場合は水回りのパイプスペースの都合上、1階の間取りに影響が出る可能性もあります。
老後の生活の問題
老後の生活を考えると、お風呂が2階にある間取りはデメリットになるかもしれません。
1階だけで生活を完結できず、2階までお風呂に入りに行かないといけないのは身体的負担が大きいでしょう。
特に足腰が弱くなると、2階にお風呂がある間取りは入浴が困難になってしまいます。
まとめ
今回は、間取りの自由度を上げる「2階にお風呂を設置する家づくり」についてご紹介しました。
「一般的な間取り」にとらわれてしまい、理想の家づくりができないのはもったいないことです。
注文住宅なら常識にとらわれることなく、理想の暮らしができる間取りを考えることができますよ。
自分たちが暮らしやすい家づくりがしたいと思われたら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくだいね。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!