新築に勝手口は必要?メリット・デメリットをご紹介
- 2023/09/16
以前の日本の住宅には当然のように「勝手口」がありました。
しかし最近では、家を建てる際に「勝手口を作らない」という選択をするご家庭も少なくありません。
ずっとマンションで暮らしていた方であれば、勝手口がない暮らしに慣れている方もいらっしゃいます。
また、勝手口がある家は昔風の家のように感じてしまうのかもしれませんね。
絶対に必要というわけではない勝手口ですが、勝手口にはメリットとデメリットの両方があります。
この記事ではメリットとデメリットをご紹介するので、ぜひ家づくりの参考にしてみてくださいね。
勝手口を作るメリット
勝手口のメリットは、キッチンから直接外に出られることです。
例えばキッチンではたくさんの生ゴミが出ますよね。
生ゴミは放置すると臭いが気になってしまいます。
勝手口のドア近くの外にゴミ箱を置いておけば、勝手口からすぐに外に生ゴミを出すことができます。
生ゴミを持って家の中を歩いて玄関から外に出る必要がないのは、手軽で嬉しいですよね。
また、買い物から帰った際も勝手口から直接キッチンに運び込むことができます。
このように、キッチンに勝手口があると何かと日常生活が便利になります。
勝手口を作るデメリット
勝手口があることによるデメリットは、防犯面での不安です。
勝手口は玄関と違い、表通りから離れた場所や外から見えにくい場所にあることが多いため、泥棒の進入路として狙われることがあります。
防犯面が気になる場合は、防犯カメラの設置や勝手口の周囲に防犯砂利を敷くなどの対策をする必要があるかもしれません。
また、開口部が増えることにより、家の気密性が下がることを懸念される方もいます。
勝手口を作ったものの、結局あまり使わずデッドスペースになってしまったという方もいます。
これらのデメリットを踏まえ、自分たちの家には勝手口が必要かどうかを考えてみるとよいでしょう。
まとめ
勝手口にはメリットと同時にデメリットも存在します。
勝手口が必要かどうかは間取りやライフスタイルによっても異なるでしょう。
大切なのは、自分たちの生活を踏まえた上で勝手口が必要かどうかを考えてみることです。
また、作る際もデッドスペースにならないよう、動線などをしっかりと考えて設置しましょう。
自分たちに勝手口が必要かどうか、暮らしやすい間取りが知りたいという方は、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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