「ヒートショック」を防ぐためにも重要な、脱衣所の温度管理対策とは

入浴する際、浴室と脱衣所の温度差を感じることはありませんか？

特に冬場には、せっかく浴室で温まったのに脱衣所に出たらすぐに湯冷めしてしまったという経験がある方も多いことでしょう。

この温度差によって「ヒートショック」が起きる危険もあります。

脱衣所は広い空間ではないものの、浴室との温度差が生じやすく、温度管理が難しい場所です。

この記事では脱衣所の温度管理はどのように対策すればいいかをご紹介します。

ヒートショックとは

ヒートショックとは、温度差により血圧が急激に上下してしまい、心筋梗塞や脳内出血などの症状を引き起こすものです。

場合によっては命に関わることもあり、非常に危険です。

特に65歳以上の高齢者、血圧の持病を持っている方などは影響を受けやすく、注意する必要があります。

このヒートショックは家の中の温度差によって起こります。

そのため、特に注意すべきなのが浴室との温度差が生じやすい脱衣所なのです。

では、脱衣所の温度管理はどのような方法で行えばよいのでしょうか。

一番温度管理しやすいのはエアコンを設置する方法です。

脱衣所のような狭い空間にわざわざエアコンを取り付けるのはもったいないと感じるかもしれません。

しかし、狭い場所につけられる小型のエアコンも販売されているため、リビングなどのエアコンよりも安い金額で設置することができます。

エアコンは扇風機やヒーターよりも温度管理が簡単にでき、楽なのが嬉しいですね。

ただし、エアコンを使用すると空気が乾燥しやすくなるので、その点は注意が必要です。

脱衣所の温度管理対策なら、高気密高断熱の家にするのがおすすめです。

高気密高断熱住宅は通常の家より断熱性能や気密性能が高い家です。

そのため熱が逃げにくく、室内の温度差が大きくなるのを防いでくれます。

脱衣所だけでなく、リビングなどの居室と廊下の温度差もなくし、家全体の温度を一定に保つことができますよ。

また、冷暖房効率も上がるため、電気代の節約にも繋がります。

エアコンを設置するのに抵抗がある方は高気密高断熱住宅を検討してみてはいかがでしょうか。

「ヒートショック」の危険が高い、脱衣所と浴室の温度差。

高気密高断熱住宅なら、脱衣所だけでなく家中の温度が一定で快適に暮らせる家になります。

注文住宅の場合、最初から脱衣所にエアコンをつけることもできますし、もちろん高気密高断熱住宅も対応可能です。

快適に安心して暮らせる家にしたいと思われたら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。

ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください！