「地盤調査」って何?地盤の強さを知って地震に強い家を建てよう
- 2023/08/04
日本は地震大国と言われています。
マイホームを建てるなら地震に強い家にしたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、家の頑丈さや耐震性は高くても、もし地盤が弱ければ意味がありません。
地震に強い家を建てるには、地盤の強さと建物の耐震性の両方が必要なのです。
そこでこの記事では、地震に強い家を建てるために欠かせない「地盤調査」と、地震に強い家の特徴をご紹介します。
地盤調査とは
地盤が弱い土地では「不同沈下」や「液状化」が起こりやすくなります。
その場合、たとえ地震に強い家を建てていたとしても家が傾き、家の耐久性は著しく下がってしまいます。
こうした事態を防ぐため、家を建てる際にはその土地の地盤の強さを調べる「地盤調査」を行うのです。
そして、地盤が弱い土地であった場合には「地盤改良工事」を行って、地盤を強化してから家を建てます。
比較的新しい造成地で、切土や盛土をしている場合、地盤が弱いことがあるため注意が必要です。
耐震性の高い家の特徴とは
耐震性の高い家にするには、住宅の主要構造部である柱や梁、基礎などを強固なものにし、地震の揺れに耐えられるように設計します。
木造住宅の場合、柱と柱の間に筋交いという斜めの木材や、土台や梁に火打ち材という補強部材を取り付けるのが一般的です。
また、構造用合板という厚みのある補強材を壁に取り付けることもあります。
間取りにおいては、2階部分が1階部分より大きく張り出した形にしない、大きな吹き抜けを作らないといった対策が有効です。
柱や壁がない広い空間を作りたいという場合、耐震性が下がる可能性があるため特に注意が必要です。
広い空間でも適切に柱を設置することによって、耐震性を確保できるでしょう。
まとめ
地震の多い日本では、地震に備えることは非常に重要です。
家自体の耐震性が低かったり弱い地盤の上に家を建ててしまったりすると、地震によって家が倒壊するなど、被害が大きくなってしまうでしょう。
また、間取りによっても耐震性は変わってきます。
地震に強い家を建てようと思ったら、住宅のプロに相談するのが一番です。
ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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