玄関からの空き巣被害を防ぐ!家の中に侵入させないための対策とは
- 2023/07/19
住宅のセキュリティで気になるのが、空き巣などの侵入被害をいかに防ぐかということです。
空き巣の侵入経路として多いのは、玄関と窓。
そのため、空き巣対策をするなら窓とともに玄関の防犯対策も非常に重要です。
この記事では、空き巣を家の中に侵入させないための、玄関の防犯対策についてご紹介します。
玄関の防犯対策の重要性
実は、空き巣の被害で最も多いのは「無締り」、つまり鍵がかかっていない状態の玄関からの侵入です。
基本的なことですが、毎日戸締まりをしているつもりでも、うっかり締め忘れることもあるでしょう。
空き巣はそういった隙をついて侵入します。
また、しっかりと施錠していたとしても、簡単にピッキングなどで開いてしまう鍵だと防犯性能は高いとは言えません。
こういった心配をなくすためにできる対策をご紹介します。
玄関から侵入させないための防犯対策
スマートキーを使う
スマートキーとは、鍵穴のない鍵のこと。
正式名称はスマートコントロールキーといい、電気信号を使って鍵の開け締めを行います。
スマートフォンなどのデバイスで解錠・施錠を行うものや、リモコン式、カードをかざすタイプなどがあります。
スマートキーのメリットは、ピッキング被害を防げることと、鍵の締め忘れを防げることです。
ピッキング被害とは、鍵穴に針金のような道具を差し込んで鍵を開けられることです。
鍵穴がないとピッキングはできないため、空き巣は狙いません。
また、スマートキーにはオートロック機能がついているため、鍵の締め忘れも防ぐことができます。
オートロックで心配なのが鍵忘れによる締め出しですが、スマートキーには締め出しを防ぐ機能がついているため、安心して使用できます。
ピッキングされにくい鍵を使う
スマートキー以外にも、ピッキングされにくい鍵があります。
それは、ディンプルキーと呼ばれる鍵です。
一般的な鍵は、先がギザギザした形になっているシリンダー錠と呼ばれるもの。
ディンプルキーにはこのギザギザがなく、かわりに鍵の表面に小さなくぼみがたくさんあります。
シリンダー錠はピッキングによって破られやすいですが、ディンプルキーはピッキングや複製がしにくいと言われています。
空き巣対策にはディンプルキーを使うと良いでしょう。
また、最近の住宅では二重鍵(ワンドア・ツーロック)が主流となっています。
これは1つのドアに2つの鍵をつけるというもので、こちらもピッキング被害を減らすことができます。
通常、空き巣が1つの鍵を開けるのにかかる時間は7分前後と言われています。
二重鍵のドアの場合、その倍の14分前後の時間がかかってしまうことになります。
時間がかかると、それだけ見つかってしまう危険性が高まるため、空き巣が犯行を避けるという効果があるのです。
サムターンカバーを使う
サムターンとは、ドアの内側から鍵をかけるときに使うツマミの金具のことです。
空き巣が侵入する際に鍵を開ける方法として、ピッキング以外に「サムターン回し」というものがあります。
玄関ドアのガラス部分に穴を開けるなどして、内側からサムターンを回して鍵を開けるのです。
このサムターン回しを防ぐ方法として、カバーをつけることでサムターンを回せないようにするサムターンカバーを使うと良いでしょう。
また、サムターンが取り外せる鍵というのもあります。
鍵の開け締めを行うとき以外はサムターンを外しておくことで、サムターン回しを防ぐことができます。
まとめ
住宅の防犯性能は進化しており、空き巣を防ぐ機能のついた鍵や玄関ドアなど様々な商品があります。
安心して暮らせるマイホームのために、こういった商品をうまく取り入れて家の防犯性能を高めていきましょう。
家づくりの際、防犯対策が気になるという方はぜひ一番住宅の専門家に相談してみてくださいね。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!