注文住宅と建売住宅は何が違う?それぞれのメリット・デメリットを解説
- 2023/05/22
住宅のチラシで、「建売住宅」「分譲住宅」といった言葉を見たことはあるでしょうか。
戸建住宅を購入しようと思ったら、注文住宅を買うか建売住宅を買うかのどちらかとなります。
この違いは何かご存知ですか?
また、建売住宅と分譲住宅の違いは?と疑問に思われるかもしれません。
この記事では、注文住宅・建売住宅・分譲住宅の違いと、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
注文住宅・建売住宅・分譲住宅の違い
注文住宅とは、ハウスメーカーや工務店、建築士などに設計を依頼して建てる住宅のことです。
購入する段階ではまだ家が建っておらず、家の間取りなどの設計に自分たちの希望を反映させることができます。
注文住宅を建てる際にはまず土地を探し、その土地に建てる住宅を設計していくという流れになります。
それに対し建売住宅は、土地とそこに建てられた住宅がセットになって売り出されている住宅です。
分譲住宅とは、分譲住宅地にいくつか住宅を建て、それを分けて販売されているものです。
建売住宅と分譲住宅はどちらもすでに建ててある住宅を購入することになるため、そこに明確な違いはありません。
注文住宅のメリット・デメリット
注文住宅のメリットは自由度の高さです。
建物の間取りや設備、内装や外観のデザインまで自分たちの好きなように設計できます。
狭小地や変形地でも、その土地の状況に合わせて設計できるのもメリットと言えるでしょう。
しかし、間取りやデザインの自由度が高いことから、自分たちの希望を詰め込みすぎて予算オーバーしてしまう可能性もあります。
希望と予算のバランスをうまく取りながら家づくりをしていくことが重要になります。
また、まず土地探しをしてそれから設計し、その後建築するという流れなので、実際に家が完成して入居できるまでに時間がかかります。
とはいえ、家が建築されていく様子を見守ることもできるのは楽しみでもありますよね。
間取りやデザインにこだわってじっくり建築計画を立てたいという方には、注文住宅がおすすめです。
建売住宅・分譲住宅のメリット・デメリット
建売住宅・分譲住宅の場合、一部建築中の段階で販売されることもありますが、基本的にはすでに建っている家を購入することになります。
そのため、購入したらすぐ入居できるというメリットがあります。
注文住宅とは違い、購入する前に実際に家を見て確認することもできますし、すでに建てられているため購入価格が変わることがありません。
また、特にハウスメーカーが設計している分譲住宅地は、統一感がある整った街並みになっています。
景観が美しく整った街に住みたいという方にはおすすめです。
しかし、家の間取りやデザインはすでに決まっているので、自分たちの好みに合っているとは限りません。
ビルトインガレージや書斎、趣味のための部屋がほしいといった希望がある場合、条件に合う建売住宅はなかなか見つからないでしょう。
間取りやデザインにこだわりがなく、購入価格をオーバーしたくないという方には建売住宅はおすすめです。
まとめ
注文住宅と建売住宅には、それぞれのメリット・デメリットがあります。
どちらがいいかは、好みや家族の状況によっても異なるでしょう。
間取りやデザインに希望がある、こだわりたいという方は、細かいところまで自分たちで決めることができる注文住宅がおすすめです。
予算が不安という方でも、予算に合わせて設計していくことも可能です。
自分たちの理想の家を建てたいと思われたら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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