万が一の災害対策。火災の被害を最小限に抑えるためにできる対策とは
- 2023/05/13
住宅で火災が起こる可能性は誰にでもあります。
自宅からの火の発生だけでなく、近隣の火災からの延焼も考えられます。
考えたくないことですが、もし住宅で火災が起こってしまった場合、その被害をできるだけ最小限に抑えなければなりません。
そのため家を建てる際には、万が一に備えて防火対策を行うことが大切です。
この記事では、住宅の火災被害を最小限に抑えるためにできることと、火災に強い住宅についてご紹介します。
火災にいち早く気づくための「火災報知器」の設置
火災の被害を抑えるためには、火災にいち早く気づくことが重要です。
火事の際には人命保護が第一。
火事に気づくのが遅れると、逃げ遅れて火事に巻き込まれてしまう危険性が高くなります。
そのため、火災にいち早く気づけるように火災報知器を設置することが大切です。
実際、新築住宅を建てる場合や家をリフォームする場合には、寝室と階段室に火災報知器を設置することが義務付けられています。
これは寝ている間の火災発生からの逃げ遅れを防ぐためのもの。
それとは別に市町村の条例によって、火気を使用するキッチンなどの部屋にも火災報知器の設置が義務付けられていることもあります。
火災報知器は熱や煙を察知して警報音を鳴らすものが一般的ですが、中には出火した部屋以外の部屋の報知器も連動して音が鳴るタイプもあります。
とはいえ、火災報知器を設置しているからといって油断は禁物。
日頃から避難経路を確認したり、子供と一緒に避難訓練をしておくなど万が一に備えましょう。
火災に強い家を作る
火災から家を守るために新築時にできる対策にはどんなものがあるでしょうか。
まず、火災報知器の数を増やしたり、火災報知器とは別にガス漏れ警報器を設置するといった対策があります。
ガス漏れの段階で気づくことができれば、出火を防ぐことができます。
また、壁紙やカーテン、カーペット、シーツなどの燃えやすいものには防炎加工がしてある素材を選ぶと、万が一出火しても火の広がりを抑えることができるでしょう。
防炎マークがある商品を選ぶと安心です。
さらに、消化器やスプリンクラーを設置しておけば、火が小さいうちに消火できる可能性が高くなります。
まとめ
火災に強い家を作るためには、新築の時から対策しておくことが大切です。
注文住宅なら、火災が起きたときに家族が逃げ遅れてしまわないように、設計段階で避難経路を考えながら間取りを考えることもできます。
そして、火災報知器など火事にいち早く気づくことのできる設備を備えましょう。
また、不燃材料を選ぶなど、火が燃え広がらないような対策をしておくこともできます。
災害に強い家づくりをしたいと思われたら、ぜひ住宅の専門家に相談してみてくださいね。
ミタス・カンパニーでは、お客さまの家づくりに関するお悩みのご相談など小さな事でも、ご質問受付・対応を随時しておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください!