家の防音は窓がポイント!窓ガラスの防音・遮音性能について
- 2023/05/07
家を建てる際には、家の防音性能がどうなのかは気になりますよね。
近所からの騒音を防ぐだけでなく、自分の家から出る音でご近所トラブルになるようなことは避けたいものです。
ところが、何を騒音と思うかの感覚は人それぞれです。
車通りの多い道に面していると、車の音が騒音となるかもしれません。
また、ピアノの音や外で子どもたちが遊んでいる声が気になるという方もいるでしょう。
騒音問題は誰もが被害者にも加害者にもなり得ます。
そんな騒音トラブルを防ぐためにも家の防音性はとても大事なのです。
そして、家の防音のためには、実は窓ガラスが重要なポイントとなります。
壁よりも窓の部分のほうが音を通すため、窓に防音性能があるかどうかで家の防音性は変わってきます。
この記事では、窓ガラスの防音性能についてご紹介します。
遮音性・防音性を高める窓ガラス
二重サッシ
二重サッシとは、窓の内側にもうひとつ窓を取り付けること。
窓が2つあることで、音の伝わりを軽減できます。
また、二重サッシは結露対策にもなります。
ペアガラス
ペアガラスは2枚のガラスを合わせたもので、ガラスとガラスの間に空気層を設けており、これによって二重サッシと同じような効果がひとつの窓ガラスで期待できるものになります。
二重サッシの場合は窓の開閉時に2回窓を開閉する必要がありますが、ペアガラスの窓なら一度で済みます。
防音合せガラス
防音合せガラスとは、2枚の板ガラスの間に特殊フィルムを挟んだ窓ガラスです。
このフィルムが音を防いでくれます。
ペアガラスとの違いは、2枚のガラスの間が空気の層になっているか特殊フィルムになっているかです。
遮音性能を表す「T値」とは?
上記のような窓ガラスを選べば、窓の防音対策はできていると言えます。
もし窓ガラスの防音性能が気になる場合、「T値」に着目してみましょう。
T値は、日本工業規格(JIS)によって定められた遮音性能を表す数値です。
T1からT4の4段階で表され、数字が大きいほうが遮音性能が高いことを表しています。
窓ガラスのカタログなどにも記載されているため、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
音をよく通してしまう窓ガラス。
窓は光や風を住宅に取り入れるために必要不可欠なものです。
そのため、家の防音性能を高めるためには窓の防音性能が重要になってきます。
窓は、間取りや敷地の状況によっても最適な選び方が変わってきます。
窓の遮音性について気になったら。住宅のプロに相談するのが一番です。
快適に暮らせる家を建てたいと思われたら、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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