愛犬の健康を守るために、床材選びで気をつけることとは?
- 2023/04/16
犬を飼っているご家庭では、犬も家族の一員ですよね。
家族と同じように、犬の健康も守りたいと思われるのではないでしょうか。
しかし、人間にとって快適な環境と犬にとって快適な環境は必ずしも同じではありません。
この記事では、犬の健康を守るための床材の選び方についてご紹介します。
フローリングが腰痛の原因に?
あなたの愛犬は健康上のトラブルを抱えていないでしょうか。
実は飼い犬のおよそ8割が腰に何らかのトラブルを抱えていると言われています。
その原因となってしまうのが家の床材です。
多くの時間を家の中で過ごす犬にとって、床材が合わないことはダイレクトに腰への負担になってしまうのです。
特に多くの家で使われているフローリングは、硬くツルツルとして滑りやすく、爪をたてて踏み込むことができません。
フローリングは特に小型犬では膝に、大型犬では股関節に負担がかかると言われています。
人間にとっては快適なフローリングは、実は犬には負担になってしまうのです。
犬にとって快適な床材にするために
では、愛犬の健康を守るためにはどんな床材を選べば良いのでしょうか。
犬にとって負担になってしまうフローリングは、広く普及している床材です。
そのためフローリング以外の床材を選ぶのはなかなか難しいかもしれません。
そこで、フローリングでも犬の健康を守るためにできる対策をご紹介します。
クッションフロアやタイルマットを敷く
簡単な方法として、フローリングの上にクッションフロアやタイルマットなどの柔らかい素材を敷くという方法があります。
床のクッション性を高め、犬の腰への負担を減らしてくれます。
フローリングの上に敷くだけなので簡単にできますよ。
さらに防音性能や防汚性能がついたものを選べば、犬の足音を抑えることができますし、汚れてもお手入れがしやすいので飼い主にとってもメリットがあります。
フロアコーティングをする
ペット用のフロアコーティングというものがあり、フローリングの上から施工することができます。
現在の床をそのまま、犬にとって滑りにくくなるようコーティングしてくれます。
また汚れも防いでくれます。
ペット用のフローリングというものもありますが、そういったものに張り替えるより手軽で安価に取り入れることができます。
ただし、フロアコーティングをする場合には種類に気をつけてくださいね。
ペット用のものでないと、余計に滑りやすくなってしまい、犬の足腰に負担をかけてしまうかもしれません。
無垢材を選ぶ
フローリングには合板フローリングと無垢材フローリングがあります。
無垢材のほうがグリップがききやすく滑りにくいことから、犬への負担は少ないと言われています。
無垢材と合板を比べると、無垢材のほうが人間にとっても肌触りがよく温かみを感じられる床材です。
ただし、合板よりもコストがかかるため、全体の費用と相談しながら取り入れると良いでしょう。
愛犬のケアも大切
床材に気を配ることも大切ですが、それ以上に重要なのが愛犬のケアです。
爪が伸びっぱなしだったり、肉球の間から毛が伸びたままだと余計に滑りやすくなってしまいます。
怪我のリスクを減らすためにも、こまめに愛犬の状態をチェックし、ケアしてあげましょう。
まとめ
人間も愛犬も快適に暮らせる家にするには、注文住宅が一番です。
自分たちの好きなように1から作り上げることができるので、床材選びはもちろん間取りや設備など、愛犬が快適に暮らせるように設計することができます。
現在の家で愛犬との暮らしに不便を感じている方や、新しい家で愛犬と一緒に暮らしたいと考えている方は、ぜひ一度住宅の専門家に相談してみてくださいね。
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