COLUMNミタス家づくりコラム

家の外では紫外線を気にして日焼け止めや日傘を使う人が多いですよね。

ですが、家の中では大丈夫と油断していませんか？

実は紫外線は意外とたくさん窓から入り込んでくるので、家の中でも油断できないものなのです。

そこで、この記事では家の中での紫外線対策の重要性と、その方法についてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

家の中での紫外線対策の重要性とは？

「家の中でも日焼け止めを塗ればいいの？」と思われるかもしれませんが、実はそれだけではありません。

人間の肌だけではなく、フローリングや家具も紫外線によって日焼けしてしまいます。

特に布製品は色が褪せたり、フローリングや木製の家具も日が当たっているところだけ変色してしまったりします。

そのため、大切な家や家具を長く綺麗に使うためにも、室内の紫外線対策は重要なのです。

 

家の中でできる紫外線対策

窓にサンシェードやすだれを吊るす

紫外線は窓から室内に入ってきます。

そのため窓辺付近はとくに日焼けしやすいです。

そこで紫外線対策として、窓の外にサンシェードやすだれを吊るすのがおすすめ。

紫外線を遮るだけでなく、直射日光を遮ることによって室内の温度が上がるのを防ぐ効果もあります。

 

グリーンカーテンを取り入れる

グリーンカーテンとは、ゴーヤやヘチマ、朝顔などのツル科の植物で窓の外を覆い、カーテンのように利用するもの。

紫外線を遮ってくれるだけでなく、見た目も涼しげになります。

また、花や実がなる植物が多いため、成長を楽しむこともできますよ。

 

遮熱タイプの窓ガラスを使う

一般的な窓ガラスは紫外線を通してしまいます。

ところが、紫外線を大幅にカットしてくれる窓ガラスがあるのです。

それは「Low-E複層ガラス」と呼ばれるものです。

Low-E複層ガラスは、ガラスの内部に特殊な金属膜が入っており、これにより紫外線の大半をカットしてくれます。

また、紫外線だけでなく太陽光の日射熱も遮ってくれるので、家の断熱性も向上します。

冷暖房効率がよくなり、省エネにもつながりますよ。

 

紫外線カットフィルムを使う

すべての窓を遮熱タイプの窓ガラスにしようとすると、かなりの費用がかかってしまいます。

そこで、紫外線カットフィルムを活用するのもおすすめです。

紫外線カットフィルムは、光を通しつつ紫外線をカットする加工がされたフィルムで、自分で窓ガラスに貼ることができます。

自分で貼る手間はかかりますが、遮熱ガラスを使うよりも少ない費用で紫外線対策をすることが可能です。

 

まとめ

部屋の中にいても意外と影響を受けてしまう紫外線。

何も対策をしないでいると、いつの間にかフローリングや家具が日焼けしてしまったということになるかもしれません。

家族の健康だけでなく、大切な家に長く住むためにも、家の中の紫外線対策に気をつけてみてくださいね。

家の中の紫外線対策について疑問や不安があれば、ぜひ住宅の専門家に相談してみてください。

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